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熱~いお湯で食器を洗うetc.その習慣が『乾燥肌』の原因かも!/友利新先生監修

朝晩の寒暖差で空気も肌も乾燥が進むシーズン到来! 顔や手肌の乾燥が気になっている人も多いのでは? 何気なくやっている習慣が乾燥肌の原因にもなってしまうこともあるんだそう。お出かけ前やキッチン、お風呂でなど、NG習慣を聞きました。ついやってしまっていないか、チェックしてみてください。

乾燥肌になりがちなNG習慣

【お出かけ前】

・洗いすぎ
・朝のスキンケアが足りない
・日焼け対策をしない

洗顔は大切ですが、洗いすぎは肌に必要な皮脂まで流してしまいます。朝の保湿が足りない、日焼け止めをしっかり塗らないのもNG。小さなダメージが積み重なると、バリア機能が衰え、乾燥しやすい肌に。

【キッチンで】

・熱いお湯で食器を洗う
・ハンドクリームを使わない
・よく手を消毒する

熱いお湯は手肌の皮脂を奪うため、ゴム手袋などの使用がおすすめ。食器洗いの後は、ハンドクリームできちんと保湿して。また、消毒液に含まれるアルコールは肌の水分もいっしょに蒸発させてしまう特徴があるので、過度な消毒は乾燥肌の原因に。

お風呂で

・体をゴシゴシ洗う
・熱い湯ぶねに入る

ボディタオルでゴシゴシ体を洗うと摩擦によって肌に炎症を起こし、肌のバリア機能が低下。乾燥しやすい状態になってしまいます。42℃を超えるような熱い湯ぶねにつかると全身の皮脂が流出しやすくなるため、温度にも注意。

ついやってしまっていることはありませんでしたか? 乾燥肌にならないためには、水分と油分をバランスよい状態を保つことが大切なので、気が付いたときにでもスキンケアをする習慣を身につけましょう。

教えてくれたのは……
医師 友利 新先生

都内2カ所のクリニックに勤務する傍ら、医師という立場から美容と健康を医療として追求。YouTubeチャンネル「友利新(内科・皮膚科医)」の登録者は160万人以上。美と健康に関する著書も多数。

「オレンジページ」2025年11月2日号より

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イラスト/モトムラアヤコ 原文/青木麻理(tokiwa) 文/冨田由依