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【一生ものレシピ】味しみ&超絶しっとり。鶏の照り焼きは〈漬けとく〉が最強!

老若男女に愛される定番おかず、「鶏の照り焼き」。親しみやすい甘辛味で、きっと味のイメージがつく方が多いかと思います。でも……ここでご紹介する照り焼きレシピは、ほんのひと手間でお店レベルの仕上がりに。きっと、あなたの想像を超えるおいしさですよ。

●照り焼きは〈漬けとく〉に限る!
そのひと手間とは、鶏肉をあらかじめ〈たれに漬けとく〉こと。これだけで、しっとり感と味のなじみぐあいが段違いになるんです。ジューシーで弾むような肉の質感、噛みしめる度に広がる、深い深い甘辛味……。一度食べたら「照り焼きは、もう漬けとく一択!」って思うはず。

たれの材料は、しょうゆ、みりん、砂糖、たったこれだけ。一度作れば覚えられるほど簡単だから、すぐにでも〈いつものおうち照り焼き〉をグレードアップできますよ。

作り方はこちらをご覧あれ~↓↓↓

●『鶏の照り焼き』

材料(2人分)
鶏もも肉(小)……2枚(約400g)
しし唐辛子……6本
〈照り焼きだれ〉
 しょうゆ……大さじ2
 みりん……大さじ2
 砂糖……小さじ2
サラダ油

【作り方】
(1)朝、漬けとく。

鶏肉は余分な脂肪を取って筋を切り、身の厚みをかるく開く。ポリ袋にたれの材料を入れてもみ混ぜ、鶏肉を加えてさらにもみ混ぜる。空気を抜いて袋の口を閉じ、冷蔵庫で半日ほど(最低20分以上)漬ける。

(2)朝、しし唐も切っとく。

しし唐は包丁の刃先で縦に1本切り込みを入れる。ポリ袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷蔵庫に入れる。

(3)夜、焼くだけ。

フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、しし唐をさっと焼いて取り出す。弱めの中火にし、鶏肉の汁けをよくきって皮を下にして並べ入れ(たれはとっておく)、2~3分焼く。こんがりとしたら裏返し、ふたをして弱火で6~7分蒸し焼きにする。余分な脂を拭き取ってからたれを加え、強火にして照りよくからめる。取り出して食べやすく切り、器に盛って残ったたれをかける。しし唐を添える。
–{照り焼きと相性抜群♪ 大根のシャキシャキサラダ}–
●副菜『大根のシャキシャキサラダ』

材料(2人分)
大根……1/4本(約250g)
貝割れ菜……1/2パック
ポン酢しょうゆ……適宜
白いりごま……適宜
オリーブオイル

【作り方】
(1)朝、切っとく。

大根は皮をむき、長さ5~6cmの細切りにする。貝割れ菜は根元を切る。ポリ袋にともに入れ、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷蔵庫に入れる。

(2)夜、盛るだけ。

大根と貝割れ菜をざっと混ぜて器に盛る。ポン酢しょうゆ、オリーブオイル適宜を回しかけ、白いりごまをふる。

ポン酢といっしょにオリーブオイルをかけるのが、このサラダのポイント。風味がうんとよくなって、新鮮な味わいに仕上がりますよ♪

夜バタバタしたくない~って人は、サラダもぜひ朝のうちに仕込みましょう。そうすれば、夜はただ盛るだけ。照り焼きを加熱する間にサラダを仕上げる……という同時進行ワザで、2品献立が夜ほぼ10分で完成しちゃうのです! 

へとへとで帰ってきて、ごはんがパパッと完成して、しかもそれがしみじみおいしい鶏の照り焼き献立だったら……はい、その日は何があっても最高の一日! このレシピ、一生ものですよ。

こちらの動画では、台湾グルメ・ルーロー飯の〈漬けとくレシピ〉を大公開。ラッパーのぜったくんが歌うテーマソング『漬けとくラップ』も、じっくり聴いてみて♪

(『仕込み5分の漬けとく献立』(オレンジページ刊)より)

料理/市瀬悦子 撮影/髙杉 純 スタイリング/浜田恵子 文/編集部・山田彩