
【これって熱中症⁉】もしもに備えて今すぐチェック!熱中症の症状が出た時の対処法

体温並みの気温が続くこの時期に、体のだるさや頭痛、めまいなどを感じたら、まず「熱中症」を疑って! 自分はもちろん、家族やまわりの人の様子がおかしいと思ったら、1~5の順番に対処を行いましょう。
「熱中症」の症状がでたときの対処法

①涼しい場所に移動する。
②横になり、できるだけ頭に血液が流れるように足を高くする。
③ネクタイや靴下を脱ぎ、衿もとやベルトをゆるめる。
④素早く体内に吸収される経口補水液などで水分をとる。
⑤首、わき、そけい部などを冷やす。
まわりの人が倒れたり、嘔吐したり、意識を失った場合は無理に動かさず、すぐに救急車を呼びましょう!
経口補水液も活用しましょう

軽度から中等度の脱水症や、脱水を伴う熱中症時に飲むことで、脱水症の悪化防止・回復に役立ちます。子どもには、飲みやすいアップル風味もおすすめです。
教えてくれたのは……
石原新菜先生

「イシハラクリニック」副院長、「ヒポクラティック・サナトリウム」副施設長。帝京大学医学
部卒業後、同大学病院にて研修医として2年勤務。現在は、主に漢方医学、自然療法、食事療法による治療を行う。
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監修/石原新菜 取材・文/水浦裕美 イラスト/あべさん デザイン/島谷美紗子