
坊さんが気絶するほどウマい⁉絶品トルコ料理〈坊さんの気絶〉って、知ってる?

「お坊さんも気絶するほどおいしい」。そんな衝撃的なトルコ料理、ご存じですか?
その名も〈坊さんの気絶(イマム・バユルドゥ)〉。なすとトマトをじっくり煮込んだ、旨みたっぷりの伝統料理。食べてみると、その名前もあながち誇張じゃないと思えてくるおいしさなんです。
今回は、そんな逸品を夏にぴったりの冷菜として、ひんやり仕上げでご紹介します。
『なすとトマトの冷菜』のレシピ

材料(2人分)
なす……3個(約240g)
トマト(大)……1個(約200g)
玉ねぎ……1/4個(約50g)
イタリアンパセリ……適宜
にんにく……1かけ
ローリエ……1枚
塩
オリーブオイル
砂糖
作り方
(1)材料の下ごしらえをする
なすはへたを取って縦半分に切り、塩少々をまんべんなくふる。10分ほどおき、水けを拭く。トマトはへたを取って1cm角に切る。玉ねぎはみじん切りに、イタリアンパセリは粗いみじん切りにする。にんにくはつぶす。
(2)焼く
フライパンにオリーブオイル大さじ2、にんにく、ローリエを入れて中火で熱し、香りが立ったらなすを皮目を下にして並べ入れる。4分ほど焼いたら上下を返し、すきまにトマト、玉ねぎを加えて、塩小さじ1/2、砂糖少々をふる。ふたをして4分ほど焼く。
(3)仕上げる
器になすを盛り、水けが多ければトマト、玉ねぎをかるく煮つめてかける。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ、30分ほど冷やす。イタリアンパセリをのせていただく。
POINT
イタリアンパセリは、お好みで青じそ、パクチー、ミントなどでも合います。
まさに史上最強のなす料理。食べればきっと、「名前通りだ!」と納得するはず。
夏の食卓に新しいお気に入りを、ぜひ加えてみてくださいね。
料理/しらい のりこ(ごはん同盟) 撮影/鈴木泰介 スタイリング/久保田朋子 文/池田なるみ