
アドベントとクッキー[ドイツ]❶

12月初旬、この時期になるとドイツでは
普段お菓子を作らぬ人もクッキーを焼く。
クッキー生地を子供に持たせ、学校でもクッキーを焼いたり
するほどドイツには欠かせぬ行事の一つです。
スーパーにはクッキーをいれる透明の小分け袋も
置かれ、お裾分けクッキーをアチコチから頂く事も。
その歴史は中世にまで遡り、修道院が始まり
だったとも言われています。
私は、基本クッキーを焼きませんが、
今年は次男の誕生日前後に家を空け、
誕生日ケーキを焼いてあげられませんでした。
そのお詫びがクッキーです。
一切れのケーキ は目にも満足感を得られるけれど、
クッキーは、つい食べ過ぎてしまうため、自制心が
効かぬ私は焼かないように努めています😬
話を戻して!
この時期に焼かれるクッキーの中でも、
圧倒的な人気はコレ。バニラキップフェルです。
キップフェルとはドイツ語で三日月という意味


自家製ジャムの消費に焼いたのは、
Engelsaugen(天使の目)左↓

そして余っていたトッピングシュガーを使い、
リースに見立てた普通のクッキー。😅


子供の居る家庭では、伸ばしたクッキー生地を
型で抜き、チョコにトッピングシュガー、アラザン
などを好きにのせたものが多いようです。

私がドイツへ来て初めて食べたのは、
目にも食欲をそそらず、とても美味しいとは
言えなかった、義母の作った絞り出しクッキー。🫢
絞り出し袋を使ったとは思えぬ形。
一体、どうやって作っていたんだろう?
入院中の義母を訪ねた際に訊ねてみよう。
そう思っていたら、玄関チャイム『ピンポーン』🎵
その謎が解けました。👍🏼
アドベントとクッキー[ドイツ]❷へと続く・・・