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ダイエットしてるのに痩せない。それ〈新脂肪肝〉かも?飲酒しない人も増えている!

ダイエットしているけどなかなかやせない……。そんな人は、もしかしたら肝臓に脂肪がたまっているのかも。最近では、お酒を飲まない人の〈新脂肪肝〉が増えているそう。そこで、〈新脂肪肝〉の原因と対策、ダイエットとの関連性について肝臓の名医に教えてもらいました!

肝臓に脂肪がつくと代謝が下がってやせにくい体に

肝臓は体のなかでもっとも大きな内臓で、代謝やエネルギーの貯蔵、解毒、胆汁の生成などを行っている大切な臓器。なかでもダイエットにひもづく働きが代謝です。肝臓に中性脂肪がたまりすぎた状態のことを脂肪肝といい、お酒をよく飲む男性がなりやすいことで知られています。その理由は、肝臓がアルコールを分解する際に大量の中性脂肪を合成し、同時に脂肪の燃焼を阻害するから。その結果、肝臓の機能が衰え、代謝が落ちてしまうのです。また、脂肪肝になると、肝臓の主要な細胞である肝細胞が炎症を起こして壊れてしまい、肝細胞内の中性脂肪が血液中に流れ出し、体のいたるところで体脂肪となって蓄積され、やせにくい体質になってしまうのです。

お酒を飲まない人の〈脂肪肝〉が増えている!

「じつはお酒以外のことが原因で起こる〈代謝機能障害関連脂肪性肝疾患〉という脂肪肝があ ります。 わかりやすく〈新脂肪肝〉と呼んでいますが、その主な原因は糖質のとりすぎなどによる代謝異常。食事でとったた糖質(炭水化物)は、小腸でブドウ糖に分解・吸収された後に肝臓で中性脂肪に変化します。通常はこの中性脂肪が肝臓で消費されることでバランスが保たれていますが、消費エネルギーよりも摂取エネルギーが多くなると、使いきれなかった中性脂肪が肝臓に蓄積されてしまい、新脂肪肝となるのです」(栗原毅先生)

あなたは大丈夫? 新脂肪肝リスクをチェック!

  • ほぼ毎日フルーツをたくさん食べている
  • 朝食を抜くことが多い
  • 間食に甘い食べ物や飲み物をとることが多い
  • 栄養ドリンクを頻繁に飲んでいる
  • ご飯を1食で2ぜん以上食べる日が週に5日以上ある
  • ご飯やパン、麺など主食から手をつけることが多い
  • コーヒーや紅茶には佐藤をティースプーン1杯以上入れる
  • お昼ご飯に麺類を食べることが多い
  • 食事にかける時間が10分以内のときがある
  • 筋力が衰えたと感じる

3つ以上当てはまる人は〈新脂肪肝〉の可能性大

チェックシートの結果はいかがでしたか? お酒を飲まなくても肝臓に負担をかけてしまう糖質のとりすぎなどが原因の新脂肪肝。早食いをしないことや、糖質が多い主食を少し控えるだけでも予防ができるそう。最近、やせにくいと感じている人は、ぜひよく嚙んで早食いにならないようにするなど対策をしてみてはいかがでしょう。

教えてくれたのは……
栗原 毅 先生

消化器内科医、医学博士。栗原クリニック東京・日本橋院長。脂肪肝の治療だけでなく予防医療にも力を入れている。血液サラサラの提唱者の一人。『新脂肪肝代謝復活ダイエット』(日本文芸社)など監修・著書多数。

『オレンジページ』2026年6月2日号より)

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監修/栗原 毅 原文/佐々木紀子 イラスト/髙栁浩太郎