美味しい経済効果。
こんにちは、本日も“Everyday 大吉”気分を心がけている泉谷昇です。
私を含む、全国各地でフィルム・コミッショナーと名乗っている方々は、地域の活性を目的に映画やドラマ、コマーシャルなどの撮影を国内、国外から誘致、地元で支援しています。

<地域の活性といっても、いろいろある>
撮影の誘致&支援で地域の活性が創出される機会は映画で例えると、3回あります。
撮影前および撮影中
シナハン、ロケハン、撮影中の関係者による宿泊、飲食、利用/借用などの効果
公開および配信中
物語に地域が出てくることによる認知度向上、興味関心度の向上などの効果
公開後および配信後
世界観を追体験したい、主人公と同じ物語を感じたい、聖地巡礼/ロケ地巡りなどの効果
今回は「撮影中」に創出される地域活性を、映画撮影時の食事を例に紹介します。
私が対応した撮影では、出演者や監督ほかスタッフなど総勢約90人の撮影隊でした。
撮影は朝から夜遅くまで続くことがありました。
ですから、現場から離れられない撮影隊の楽しみは「食事」と言っても過言ではありません。

<ロケ弁には地域の魅力が詰まってる>
食事は通称「ロケ弁」と言う弁当(時々、勘違いされるのですが、ロケ弁という献立の弁当はなく、ロケ=撮影現場で食べる弁当全般をロケ弁と言います。)が多いです。
安くて量が多くて美味しければ何でもいい・・・という時代もありましたが、せっかく愛媛県に来ているのです。
「ご当地(愛媛)の味」を提供したいとプロデューサーに提案すると快諾いただき、「ご当地味」のロケ弁の提供が叶いました。

この時は、撮影隊は1日に最大4回(朝食、昼食、夕食、夜食/つなぎ)食事をしました。
90名=90食分を毎日4回提供するには、1事業者では足りないので、6事業者に協力してもらい、平均800円/個のロケ弁を合計2,800個以上提供し、230万円以上の売り上げとなりました。
単純計算ですが、1事業者あたり約40万円の売り上げでした。

焼豚玉子飯などのB級グルメ、地元の野菜や米、魚を使った献立、女性スタッフも多かったので温野菜中心の献立、夜食はハンバーガーという時もありました。
<お金だけでない効果>
すると、売り上げ(お金)の効果だけではありませんでした。
関係者がSNSで弁当の写真や食べた感想などを発信してくれたことで、愛媛の魅力発信に相乗効果がえられました。
これらが、フィルム・コミッション(撮影の誘致支援)による地域活性の一例です。

<「全国ロケ弁大賞」の実施が夢>
公開や配信などが始まる前に、既に様々な効果を創出できる撮影の誘致、支援。
その中のロケ弁に着目した「全国ロケ弁大賞」の実施が私の夢です!
オレンジページさん、一緒にいかがですか?
それでは、本日も大吉気分でお過ごしください、Everyday 大吉!
泉谷昇でした。








