バウムクーヘンで簡単、かわいい♪『雪だるまケーキ』こどもと一緒に作れるXmas
今の季節に作りたい、ちょこんと愛らしい雪だるまケーキ。白くてまあるいフォルムに、つぶらな瞳。カラフルなグミの帽子をのせた雪だるまたちが並ぶだけで、テーブルは一気にクリスマスムードに包まれます。
市販のバウムクーヘンとクリームチーズを混ぜるだけで、生地はしっとりなめらか。甘~いホワイトチョコでコーティングし、表情を描き入れるひと手間も、このお菓子ならではの楽しさです。
『雪だるまケーキ』のレシピ

材料(6個分)
市販のバウムクーヘン(個包装のもの)……180g
クリームチーズ……60g
レモン汁……小さじ1
板ホワイトチョコレート(1枚45gのもの)※……2枚
チョコペン(茶色)……1本
市販のスティック状プレッツェル……3~4本
グミ(四角いもの)……6個
※商品によってはさらりと溶けず、生地にコーティングするときに、指定の分量ではたりない、またはきれいにコーティングできない場合があります。国内メーカーの、指定の分量の板チョコレートで作ってください。

下準備
・竹串6本、つま楊枝2~3本を用意する。
・バットにオーブン用シートを敷く。
・クリームチーズは室温にもどす。
作り方
(1)口径約22cmのボールにクリームチーズを入れ、ゴムべらで柔らかくなるまで練る。レモン汁を加えてまんべんなく混ぜる。

(2)(1)のボールにバウムクーヘンを3~4等分にちぎって入れ、ゴムべらで切るように混ぜる。バウムクーヘンが大きめのそぼろ状になったら、ボールの側面になすりつけるようにして、クリームチーズのかたまりがなくなるまでしっかり混ぜる。

(3)生地を12等分(約20gずつ)にしてラップで包んで丸める。ラップを取り、表面にひびがあればなじませ、2個ずつ竹串に刺す。生地をかるく握って竹串と密着させてから、自立するよう指で形を整え、最後にグミをのせる頭の上も少し平らにする。それぞれラップでおおい、オーブン用シートを敷いたバットに並べ、冷蔵庫で30分以上冷やす。
(4)チョコレートは細かく刻む。プレッツェルは長さ1~2cmに折る。

(5)口径約15cmの耐熱のボールに50℃の湯(指を入れてやや熱いと感じるくらい)を注ぐ。同じサイズ、またはひとまわり大きい別の耐熱のボールに(4)のチョコレートを入れ、ボールの底を湯に当てて混ぜずに1~2分おく。

チョコレートが少し溶けてきたら※、スプーンでゆっくり混ぜる。スプーンですくって、さらりと流れ落ちるまで溶ければOK。
※溶けない場合は湯に熱湯を少しずつたし、様子をみる。

(6)(3)のラップをはずし、5をスプーンですくって頭からかけ、全体をコーティングする。

バットに並べなおし、チョコレートが完全に乾かないうちに、鼻と腕の部分に楊枝の持ち手側(とがっていないほう)で深さ5mmほどの穴をあけ、プレッツェルを差す。竹串を一周くるりと回し※、再び冷蔵庫で15分以上冷やす。
※あとで竹串が抜きやすくなる。

(7)チョコペンは袋の表示どおりに湯せんし、小さめの容器に少量ずつ入れ、楊枝の先につけて(6)に目、口、ボタンを描く※。
※目とボタンは楊枝の持ち手側、口はとがっているほうが描きやすい。
(8)(7)の竹串をくるりと回しながらゆっくりと引き抜き、頭にグミをのせてさらに冷蔵庫で10分以上冷やす。

仕上げの顔描きは、思い思いに楽しんで。作る時間も含めて、クリスマスの思い出になるケーキです♪
フードスタイリスト。短期大学の栄養科を卒業後、 食品会社に勤務しながらフードコーディネーター養成学校に通い、同校講師を経て独立。雑誌や広告でスタイリストとして活躍するかたわら、料理家としても活動している。特に、子どもが喜ぶ見栄えのするイベント料理や、愛嬌のある動物やキャラクターを模した料理製作を得意とし、レシピ提案とその世界観を生かすスタイリングの両方を担当することが多い。
料理・スタイリング/八木佳奈 撮影/澤木央子 文/池田なるみ








