一生に一度は訪れたい世界遺産「アンコール・ワット遺跡」②
こんにちはryu-ryuです。
前回に引き続き遺跡を巡り、映画で一躍有名になった場所「タ・プローム」へ行ってきました。
精霊の木「タ・プローム」

こちらはジャヤバルマン7世が母の菩提寺として建てたと言われている寺院。
映画「トゥームレイダー」のロケ地として有名になった場所です。
巨大なスポアン(ガジュマル)の巨木が遺跡にがっちりとからみつき、
今にも動き出しそうな圧倒的な迫力!!
別名キラーツリー(締め殺しの木)と呼ばれているそうです。

樹齢およそ300年から400年といわれているスポアンという木(ガジュマルの一種)が
長い年月をかけて遺跡を侵食。
森と木と遺跡が一体化している様は圧巻でした。
華麗なクメール芸術「バンテアイ・スレイ」

アンコール・ワットから北東に約30kmの場所にある「バンテアイ・スレイ」
「女の砦」という意味だそうです。
女神(デヴァター)の像や、美しい彫刻がたくさん残っています。

当時は戦争のない平和な時代で「クメール芸術の最盛期」でした。
緻密で美しいレリーフはとても芸術的で見惚れてしまいます。

寺院は赤い砂岩や紅土が使われていて、遺跡全体が赤みを帯びています。
その後戦争があったにも関わらす、これだけ保存状態が良いのがまさに奇跡!
密林の遺跡「ベンメリア」

こちらは密林の中にある巨大な寺院「ベンメリア」
11世紀末~12世紀初頭に建てられたと言われており、「東のアンコール・ワット」とも呼ばれています。

この辺りはまだ完全に地雷が撤去されていないので、修復ができないそうです。
鬱蒼とした手付かずの遺跡がなんとも神秘的というか、元がどういうものだったのか、
大昔にタイムスリップしたような不思議な感覚でした。

ベンメリアは天空の城ラピュタのモデルでは??とずっと言われているようですが、
その事実はないようです。
ただ、雰囲気は似てるかもしれませんね^^

帰りにアンコール・ワットに立ち寄り、美しい夕焼けが見られました。
日中は30℃超えの気温で暑いですが、朝晩は少し涼しく風が気持ちよかったです。
次回は水中遺跡「クバール・スピアン」と「トンレサップ湖」、現地の食事やお土産を
ご紹介させていただきます。
そちらもどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m








