冬に入る前に! 駆け足で大人の遠足に行く。
今年は例年にない暖冬が続いている鹿児島です。
こんな陽気だとどこかに行きたくなるというもの。
そんなお出かけ日和だった週末はイチョウを愛でに行きましょうということになり、垂水千本イチョウに行ってきました。
垂水までは鹿児島市内からフェリーで40分程度。
鴨池・垂水フェリーは車ごと乗船でき、歩行者のみの乗船も可能です。
陸路でも行けますが、フェリーを利用したのは家人がこちらを所望したため。

鹿児島県民がフェリーに乗る、と言ったらまずこのうどんを思い浮かべると思います。
鹿児島市内から見るのとはまた角度を変えて眺められる桜島を楽しみつつ味わえるうどん。
鹿児島市内から乗船できるフェリーには桜島フェリーもありますが、こちらの垂水フェリーの方が時間的にゆっくり味わうことができます。(桜島フェリーの乗船時間は15分)



かつお節他、4種の素材から引いた出し汁をベースにしたシンプルなうどん。
こちらのお汁は飲み干しても全く罪悪感を感じません。優しくて、温かくて、ほっとする。
フェリーの上で食べるという特別感もあって、そのへんのうどんとは一線を画します。
お腹も満たされて、一路イチョウ並木へ。



映画のワンシーンのようです。
小さな子連れのご夫婦が、イチョウをバックに一生懸命写真を撮る姿も微笑ましい。
イチョウを愛でた後は車を走らせ、桜島へ向かいます。
桜島フェリー乗り場近くのカフェにて一息ついて鹿児島市内へと戻ります。



いつも眺めている桜島の表情も見る場所を変えると違うもののよう。



降灰で悲しくなることも多い桜島ですが、やはりこの姿を見ると鹿児島のシンボルだと再認識。
オレペエディターNä Ömiさんは、
「優しく、愛らしく見える桜島。桜島の灰には、農作物のお野菜達を美味しくしてくれる魔法がかかってる気がする」
と話して下さって、そのお話を聞いて、より桜島を誇らしく思えるようになりました。
寒さが本格的になる前の駆け込み遠足。地元の良さを沢山再認識した一日となったのでした!








