髪のハリ・コシ復活させたい!医師が教える正しいシャンプー&40℃の頭皮マッサージとは
髪のハリやツヤを守るには、頭皮のケアが欠かせません。 毎日何気なくしているシャンプーも、〈なんとなく洗う〉から〈頭皮をいたわる時間〉へ。 お湯の温度や洗い方を少し見直すだけで、健やかな髪を育む土台づくりができます。
今回は、育毛外来を担当する医師・田路めぐみさんに、頭皮をいたわるシャンプーのコツを伺いました。
頭皮をケアするためのシャンプーのコツは?
ぬるま湯でやさしく頭皮マッサージもプラス。すすぎはしっかり
お湯の温度は37~40℃が理想。熱すぎると皮脂を取りすぎて頭皮に負担がかかります。シャンプー剤をつける前に、お湯で頭皮と髪をほぐし大まかな汚れを流すことも大事。
洗うときはシャンプーを手のひらでかるく泡立てて髪になじませ、指の腹でやさしく頭皮の汚れを落としましょう。つめを立てるなどしてゴシゴシ洗うのは禁物です。
さらに、シャンプー中に頭皮マッサージを取り入れると血流がよくなり、髪に栄養が届きやすくなります。日々の洗い方を少し意識するだけで、頭皮環境は大きく変わります。
頭皮マッサージの方法
STEP 1

手のひらをこめかみより少し上に当て、押し上げるようにぐるぐる回しながら頭頂部までほぐしていく。
STEP 2

髪の生え際から後頭部に向かって、指の腹を使ってやさしく、血流を促すイメージでゆっくりともみほぐしていく。
明日の頭皮と髪のために。いたわるシャンプー習慣で、未来の自分に投資しましょう♪
教えてくれたのは……田路めぐみさん
医師。東京大学医学部卒業。松倉クリニック表参道にて育毛外来を担当。美と健康の両立のための治療やアドバイスに定評がある。著書に『東大医師が教える最強の育毛革命』(集英社)がある。
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監修/田路めぐみ 取材・原文/伊藤由起 イラスト/平松昭子 文/池田なるみ









