
【再現レシピあり】新橋の名店・四季ボウ坊の『冷やし中華』が食べたい!

毎日毎日うだるような暑さ……。
こんな日は、さっぱり食べられる『冷やし中華』が恋しくなりますよね!
じつは、オレンジページは、今年の3月に新橋から三田へとオフィスを移転。
日々、近所のかわいいパン屋さんやらイタリアンやら、三田まわりのランチスポットを開拓して楽しくすごしていたのですが、夏本番を迎えた今、とある悩み(?)が発生しました。
ああ、どうしても“あの冷やし中華”が食べたい……!
そう、新橋の中華の名店『四季煲坊(シキボウホウ)』の冷やし中華が……!
というわけで、今回は三田の新オフィスを飛び出し、新橋2丁目にある、四季煲坊さんに行ってきました♪
●四季煲坊とは……?
新橋2丁目にある中華料理店。
多彩なメニューとリーズナブルな価格、そしてなによりその本格的な味で、新橋で働く多くの人々に愛されているお店です。
店内には、料理の写真や、お店を訪れた有名人のサイン、そしてエキゾチックな装飾の数々が。
都内にいながら現地感を楽しめるのも、このお店の醍醐味のひとつです。
●人気の冷やし中華を実食レポート!
ジャーン! こちらが大人気の『四川風冷やし中華』(825円・税込み)。
氷の上に盛られた冷え冷えの麺の上に、シャキシャキきゅうり&レタス、そしてしっとり蒸し鶏がどっさり。
真ん中にはゆで卵、そしてその上から真っ赤(真っ黒?)な辛みだれが惜しげなくかかっています。
この辛みだれが、本当においしい!
見た目よりも辛くはないですが、その分うまみがたっぷりで、具や麺にからめて食べると、箸が止まらなくなります。
また、ベースのさらさら甘酢だれも◎。
甘さと酸っぱさのバランスが絶妙で、疲れがたまった夏の体に、じんわり効いてきます。
ああ、これがおうちでも食べられたら……。
そして、新橋から離れたところに住む家族や友人にも食べてもらえたら……。
と思っていたら、なんとありました!
2015年8月17日号で、四季煲坊の『四川風冷やし中華』をおうちで再現する企画が!
というわけで、今回は特別にそのレシピを大公開しちゃいます♪
–{おうちで再現『四川風冷やし中華』のレシピ}–
●『四川風冷やし中華』のレシピ

材料(2人分)
中華生麺……2玉
鶏もも肉……1枚
〈ゆで鶏の下味〉
しょうがの薄切り……2枚
花椒……小さじ1/4
塩……小さじ1/3
砂糖……小さじ1/3
こしょう……少々
酒……大さじ1
水……大さじ1
きゅうり……1本
レタスの葉……2枚
ゆで卵……1個
〈甘酢しょうゆだれ用〉
にんにくのすりおろし……小さじ1/2
しょうがのすりおろし……小さじ1/2
しょうゆ……大さじ4
砂糖……大さじ4
酢……大さじ4
鶏ガラスープの素(顆粒)……小さじ1/4
ごま油……小さじ1
〈辛みだれ〉※
粉唐辛子(韓国産)……大さじ4(約30g)
赤唐辛子の小口切り……大さじ2
白いりごま……大さじ1
花椒……小さじ1
水……大さじ1
サラダ油……1カップ
※辛みだれは作りやすい分量です。余ったら冷ややっこや餃子、たこや帆立ての刺し身にかけるのもおすすめ
【作り方】
(1)耐熱のボールにゆで鶏の下味の材料を入れて混ぜ、鶏肉を加えてよくなじませる。ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で4分加熱する。そのままおいて粗熱が取れたら鶏肉にしょうがをのせてラップで包み、冷蔵庫で30分ほど冷やす。残ったゆで汁はとっておく。
(2)ボールに甘酢しょうゆだれの材料を入れ、(1)のゆで汁大さじ3を加えて混ぜる。ステンレスのボール(ガラス製のボールを使うと割れることがあるため、必ずステンレスなど金属製のボールを使ってください)にサラダ油以外の辛みだれの材料を入れてよく混ぜる。小鍋にサラダ油を入れて弱火にかけ、低温(160~165℃。乾いた菜箸の先を底に当てると細かい泡がゆっくりと揺れながら出る程度)に熱する。ふきんを敷いたボールに3~4回に分けて注ぎ、さっと混ぜる。このとき、油が高温になっていると、はねる場合があるので注意する。
(3)きゅうりは、へたを切って斜め薄切りにする。レタスは半分に切ってから幅2cmに切る。ゆで卵は縦半分に切る。ゆで鶏は幅6mmに切る。
(4)鍋にたっぷりの湯を沸かし、中華麺をほぐし入れて袋の表示より1分長めにゆでる。ざるに上げてさっと洗い、氷水でしめて水けをきる。どんぶりに氷を10個ずつ入れ、麺、きゅうり、レタス、ゆで鶏、ゆで卵をのせ、甘酢しょうゆだれをかける。最後に辛みだれを大さじ2~3ずつ回しかけ、混ぜながらいただく。
おうちにいながら名店の味を……!
『四川風冷やし中華』、ぜひ挑戦してみて♪
(『オレンジページ』2015年8月17日号より)
東京都港区新橋2-9-16 米倉屋ビル 1F・2F
☎03-3503-4560
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取材協力/四季煲坊 料理/髙山かづえ 撮影/小泉 修(レシピ部分) 編集部・持田(実食レポート部分) 文/編集部・持田