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【保存版レシピ】まるで料亭の一品! しっとり&上品な「鮭のみそ漬け焼き」

もっと魚を食べる機会を増やしたい。でもグリルを使いたくないし、まな板も汚したくないし、家族ウケもなんだかイマイチ……。そんな、魚おかずにお悩みのあなたに全力で推したいメニューがあります!

それは「鮭のみそ漬け焼き」。フライパンで気軽に作れて、親しみやすい王道のみそ味で、材料も作り方も超シンプル。それなのに、「これは料亭の一品か……!?」と思ってしまうほど、と~っても絶品なのです! 

●料亭級の一品を生む〈漬けとく〉の魔法 

鮭を漬けるたれの材料は、みそとみりんの2つだけ。あらかじめ〈漬けとく〉ことで味がしっかりなじむうえ、驚くほどしっとりと焼き上がるんです♪ 一口食べると、甘みのある味つけがなんとも上品。晩ごはんにはもちろんのこと、さめてもおいしいのでお弁当にもピッタリですよ。

切り身をそのままたれに漬ければいいので、包丁もまな板も汚さず作れるのも◎。いいことづくめの〈漬けとく〉お魚レシピ、いよいよ公開します~!

●『鮭のみそ漬け焼き』

材料(2人分)
生鮭の切り身……2切れ(約200g) 
ねぎ……1本(約100g)
〈みそだれ〉
 みそ……大さじ3
 みりん……大さじ1
サラダ油 塩

【作り方】
(1)朝、漬けとく。

ポリ袋にたれの材料を入れてもみ混ぜ、鮭を加えてかるくもんでなじませる。空気を抜いて袋の口を閉じ、冷蔵庫で半日ほど(最低2時間以上)漬ける。

(2)朝、ねぎも切っとく。

ねぎは長さ5cmのぶつ切りにする。ポリ袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷蔵庫に入れる。

(3)夜、焼くだけ。

フライパンにサラダ油大さじ1/2を弱めの中火で熱する。鮭のたれをこそげ取って並べ入れ、ねぎも入れて2分ほど焼く。こんがりとしたら裏返し、ごく弱火で4~5分焼く。器に盛り、ねぎに塩少々をふる。
–{副菜はこれ♪ 「キャベツときゅうりの塩もみサラダ」レシピ}–
●副菜『キャベツときゅうりの塩もみサラダ』

材料(2人分)
キャベツ……1/5個(約200g)
きゅうり……1本(約100g)
塩 ごま油

【作り方】
(1)朝、漬けとく。

キャベツは太いしんを取り除き、小さめの一口大に切る。きゅうりは両端を切り、縦半分に切ってから斜め薄切りにする。ポリ袋にともに入れ、塩小さじ1/3をふってもみ混ぜ、なじませる。空気を抜いて袋の口を閉じ、冷蔵庫に入れる。

(2)夜、盛るだけ。

水けをぎゅっと絞り、ほぐして器に盛る。ごま油適宜を回しかける。

パリポリ、ざくざく、野菜の小気味よい食感が魅力。ごま油がふわっと香って、さっぱり感もあるのに箸が止まらなくなるおいしさです。

そして鮭のみそ漬け焼きと同じく、材料が少ないので仕込みがとってもスピーディ! ぜひみそ漬け焼きといっしょに、朝のうちに仕込んでおくことをおすすめします。夜は包丁もまな板も使わず、鮭を焼いてサラダを盛りつけるだけだから、2品がたった10分ほどででき上がり。「今日はもう台所に立ちたくない……」って夜も、これだけならきっとがんばれちゃいますよ。

〈漬けとくだけ〉でおいしくなるレシピをもっと知りたい方は、ぜひこちらの動画もチェック。人気の台湾ごはん・ルーロー飯の作り方を、ゆる~いラップとともにご紹介しています♪

(『仕込み5分の漬けとく献立』(オレンジページ刊)より)

料理/市瀬悦子 撮影/髙杉 純 スタイリング/浜田恵子 文/編集部・山田彩