ローレルが香るピクルス液で、おなじみの野菜が上品な副菜に変身。根菜、きのことパプリカは、火の通りにくいものから順に入れていっしょにゆで、煮立てたピクルス液につけて、冷めたら食べごろ。冷蔵庫で1週間保存できます。ちょっぴりスパイシーでやさしい酸味に仕上がった常備菜は、秋バテの体を癒してくれそうです。
根菜は水からゆでることが多いですが、このレシピは熱湯からでOK。れんこん、ごぼうを入れて、3分たったら時間差でしめじ、パプリカを加え、1分ほどさっとゆでていっしょにざるに上げます。水けをきって耐熱の保存容器に入れ、煮立てたピクルス液を注いだら調理は完了! あとは冷めるのを待つだけです。




スパイス&ハーブマスター
遠藤由美さん

「月桂樹」とも呼ばれ、上品ですがすがしい香りが特徴。素材の臭み消し効果にすぐれ、ピクルスのほか、カレーやシチューなどの煮込み料理には欠かせません。かるくもんでから使うと、より香りが出やすくなります。
月桂樹、ローリエとも呼ばれる、古くからヨーロッパで親しまれてきたハーブ。ピクルスのほか、ロールキャベツ、ポトフ、カレー、ミートソースなど、洋風の煮込み料理に、清涼感のある香りをプラスします。乳製品との相性がよく、クリームシチューにもおすすめ。
6g 162円(税込み)
料理/重信初江 撮影/鈴木泰介 スタイリング/澤入美佳 取材・文/高丸昌子 熱量・塩分計算/五戸美香(スタジオナッツ)
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