入社25年(つまり四半世紀)以上のベテラン料理編集者4人が「うちごはん」について気ままに、赤裸々に語るリレー連載。個人的好み全開のオリジナルレシピのおまけつき。
早いもので、もう十二月も後半。なんだか今年はいつも以上に一年があっという間に過ぎ去ったような気がしますね。在宅勤務で家にいる時間が圧倒的に増え、生活に変化が少なくなったせいかな、なんて思ったりしますが、こと食生活に関しては、ずいぶん変わったな~と感じることも多いです。以前は仕事で遅くなった日は外で食べて(いや「飲んで」ですね。笑)帰ることも多かったのが、基本的に毎日自分で作るようになったし、たま~にウー〇ー的なデリバリーを利用するようになったりと、自分の食のスタイルがだいぶ変化したと実感してます。今回のメニューは、そんな在宅勤務中のひょんなことから生まれ、わりとヘビロテで作るようになった一品です。
ある日、家で仕事をしていて、ふと気がついたら夜の九時過ぎ。「さて、晩ごはん、どうしよう……。今から買い物に行くのもめんどうだな~」と思いつつキッチンを物色したら、出てきたのが『さば缶』。これで何かテキトーに作るかってことで、冷蔵庫の残り野菜といっしょにこれまたテキトーに鍋にぶち込み、またまたテキトーにカレー粉などの調味料を入れてでき上がったのが、これ。煮ものをイメージして作り始めたんだけど、でき上がったら意外に汁だく。あれ? これってスープカレーじゃん! と思い、あわてて冷凍してたご飯をチンしていっしょに食べてみたという次第です。トマトの酸味としょうがの風味で、けっこうちゃんと作ったカレーっぽい味になるし、何より材料を鍋に入れて火にかけるだけという手軽さが自分的に受け、あれこれ野菜を変えながら作り続けています。ちなみにこれ、ご飯なしで、具材をつまみに酒を飲み、締めにスープを飲む……なんて食べ方もできますよ(笑)。
こんな感じで材料を鍋に重ねて火にかけるだけ! 作り始めてから、ものの15分くらいで完成です。野菜は、スープのベースになる水けが出るキャベツとトマト以外は何でもOK。ブロッコリーやきのこ、ピーマンなんかもおいしいです。この一品でけっこう野菜がとれるのも、いいんです。
じつは無類の卵好き。時間と気持ちに余裕がある日は、とろとろの半熟卵を作って添えたりします。黄身をご飯にからめ、それをカレーに浸して食べるとぐっとまろやかになって、これまたウマいんです。
オレぺのレシピを世に送り出しつづけているベテラン料理編集者4人が、これまで出会ったレシピの中から好きなもの、忘れられないものを自ら作って、撮って、語ります。
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