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ジョーさん。の「漬け」めし

『ジョーさん。の漬けめし』は、SNSなどで人気の料理研究家・ジョーさん。による「漬け」レシピに特化した連載。季節に合わせて手を替え品を替えて作られたアイディアたっぷりの「漬けめし」、ぜひご覧ください!

ほんのひと技でプロの味。漬けるだけでうまみ凝縮『サーモンの塩こうじ漬け』レシピ

2024.11.09

こんにちは、料理研究家のジョーさん。です。



サーモンをただ塩こうじに漬け込むだけでもおいしい……のですが、ほんのひと手間かけるだけでさらにグッとおいしくなるのです。
とはいえ特別な道具は使いません。

ポイントは「サーモンの水分」。これを調整するために、ペーパータオルを使いますので、もしおうちになければこれだけご用意くださいね。

それではご紹介していきましょう。

『サーモンの塩こうじ漬け』のレシピ

調理時間

15分

材料(2人分)

サーモン(刺し身用) 200g
塩 ひとつまみ
塩こうじ 大さじ1と1/2
みりん 小さじ2

作り方

1.サーモンは2cm大に切り、全体に塩をふって、5分ほどおく。

2.ペーパータオルではさんで水けを拭き取る。

3.清潔な保存容器に(2)のサーモンを入れて、みりん、塩こうじを加えて、清潔な箸でかるく混ぜたら、冷蔵庫で一晩置く。

*2日以内に食べきってください。

サーモンは刺し身用のスライスされたものでも、さくでもOK。
2cmほどに細かく切るのがひとつのポイント。ご飯にのせるにしても、お酒のおつまみとして食べるにしてもポーションが小さいほうがいいですし、塩けをしっかりきかせたいので、ひと口の量が調整できるサイズのほうがよいというのが理由です。

塩をふったら、水分をペーパータオルで拭き取ります。
塩をふることによって下味をつけるという意味のほか、塩をふって水分を抜くことで、臭みが抜けて身が引き締まる=うまみを感じやすくなる、意味があります。また腐りにくくなる効果も期待できますよ。

塩こうじとみりんで味つけする際、みりんは煮きらなくてOKですが、気になるかたは電子レンジなどでかるくアルコールをとばしてから使ってもいいです。甘めが好きなかたは、小さじ1/2程度のさとうきび糖などを入れると、いっそう風味が複雑になっておいしくなりますよ。
塩こうじは粒が残っているタイプと、なめらかなタイプがありますが、どちらでもOK。今回はなめらかなものを使いました。

私は人が集まるときは、お刺し身があると喜んでもらえるので、このサーモンの塩こうじ漬けを便利に使っています。ぜひみなさまのおうちでも試してみてくださいね。


料理研究家 ジョーさん。

ジョーさん。


料理研究家。世界に一つでも多くの幸せな食卓を作り出すをミッションに活動する。
WEBで“バズる”レシピを得意とし、X(Twitter)フォロワー数は39.4万、Instagramは7.2万。『めんどうなことしないうまさ極みレシピ』(KADOKAWA)など、レシピ本を5冊上梓。(2023年6月現在)
2021年に法人化した、レシピ動画制作、フードスタイリング、撮影、記事執筆などをワンストップで行う、食に特化した制作会社を運営している。
X(Twitter) Instagram Youtube 公式レシピサイト「タベタノ?」

撮影・文/ジョーさん。

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