スキンケアやメイク、ずっと同じやり方していませんか？　年齢や流行に合わせて、少し変えるだけで、ぐんと〈今どき〉の顔になれますよ。簡単な「3ステップ」で紹介します!

【自然に劇的変化】青ぐまや茶ぐまは、「ピンクの化粧下地」をファンデの上から重ねて消す！

2022.05.06

寝不足や疲れで、目の下がくまでどよん……としてしまう日、ありますよね。そうでなくても、なんだか、くすんでいる気がする！ と思うことも。

そんなとき、コンシーラーを塗ってカバーする人も多いと思うのですが、ヘアメイクアップアーティストの新見千晶さんによると、「ピンク色の化粧下地」をうまく使えば、自然に消せて美しく仕上がるのだとか。
その理由＆ポイントは2つ！

●コンシーラーは重ねると、よれてシワっぽくなりやすい！
しっかり隠そうと何度も塗り重ねるのはNG！そこだけ浮いて見えて、逆に不自然な仕上がりになることが……。また、時間がたつと、そこだけよれてシワっぽくなり、老けた印象になってしまうので要注意です。

●パール感のあるピンク色の化粧下地は、ファンデの上から塗るとくすみが解消！
化粧下地の中でも、肌の血色感をアップし、くすみや色むらをカバーしてくれるのがピンク色。下地なのですが、あえて「ファンデの上から」塗ることで、レフ板効果のように光を反射し、くすみを飛ばす効果が期待できます。

では、さっそくやり方をチェック！

今どき顔になる
3ステップ

【1】リキッドファンデーションを顔全体に薄く塗る

ふだんどおり化粧下地を塗った後、リキッドファンデーションをいつもの量より少し減らし、顔の中心から外側、額の中央から外側へ顔全体に塗り広げる。目の下からほお骨にかけてはより薄づきになるように意識して。パウダリーファンデーションを使った場合は、軽く目の下を指の腹でなじませる。

【2】目の下の「逆三角形」にピンク色の化粧下地を塗る

目の下からほお骨までの「逆三角形ゾーン」に、化粧下地を塗り広げて。ピンク色の化粧下地を指先に少量とってトントンと塗り広げ、ファンデーションとなじませる。足りないようなら、少しずつ塗り足して調整する。

【3】目の下を避け、額や鼻すじなどをパウダーで押さえる

額や鼻すじ、小鼻まわりなど、皮脂が気になる部分をフェイスパウダーで押さえて仕上げる。ハイライト効果が軽減しないよう、化粧下地を塗った逆三角形ゾーンは避けて。

これもやってみて！

鼻すじにもピンク色の化粧下地を塗ると立体感がアップ！

ピンク色の化粧下地は額から鼻すじにかけて「Tの字」に塗ると、ハイライトを入れたようにワントーン明るくなり、顔全体に立体感が生まれます。額や鼻筋はマスクをしても見える部分なので、マスクをしているときこそ実践したいテクニック。

教えてくれたのは……新見千晶さん

ヘア＆メイクアップアーティスト。わかりやすく読者が実践しやすいメソッドが人気でテレビ出演、雑誌、ウェブでのコラム執筆など幅広く活躍。『魔法の表情筋エステ＆若見せメイク』（成美堂出版）、『ミーハー美容』（主婦の友社）など著書多数。

【撮影協力】
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●商品の価格は、特に記載のない限り消費税込みの価格です。改定される場合もありますので、ご了承ください。

（『オレンジページ』2022年5月17日号より）

監修／新見千晶　構成・文／佐々木紀子　撮影／向山裕信　スタイリング／近藤和貴子　モデル／Agatha