寒さが厳しいこの時期は、冷えに悩むかたも多いのではないでしょうか。
今回は、昨年大人気すぎて売り切れが続出した、無印良品の湯たんぽを紹介! 初使用の筆者が正直レビューしていきます。
ブーム到来!? 「昔からあるあったかグッズ」が逆に新しい

昔はどこの家庭にもあった〈湯たんぽ〉ですが、一時は使い捨てカイロや電気毛布に取って代わられ、人気は下火に……。
しかし時を経て、湯たんぽを新たに購入する人が増えてきているんです!
SNSでも「朝までぐっすり眠れる」「冬は手放せない」「快適度が爆上がり」と、使いごこちのよさとエコで経済的な要素が合わさり人気の様子。
さっそく使ってみましょう!
軽くて扱いやすい「ポリエチレン湯たんぽ」

無印良品の「
ポリエチレン湯たんぽ」は、大(税込み990円)、中(税込み790円)、小(税込み690円)の
3つのサイズがあります。
筆者はより広い範囲を温めたかったので大をチョイス!
ポリエチレン素材なので軽く、中が見えやすいよう半透明。さらに持ち手がついているので、素手で持てるところにも使い勝手のよさを感じました。
まるで猫のようなさわりごこち!? 「あたたかファイバー鹿の子湯たんぽカバー」

湯たんぽと切っても切り離せないのが、湯たんぽカバー。
無印良品の
「あたたかファイバー鹿の子湯たんぽカバー」はグリーン、ピンク、ブラウン、アイボリーの4色があり、湯たんぽのそれぞれのサイズと同じ価格です。
鹿の子調の編み目とやわらかい色合いで、見た目もとってもかわいいですね。
肌ざわりはなめらかで、温まっていなくてもさわっていたくなる心地よさ。
「猫のよう」だと話題で、お湯を入れた湯たんぽを中に入れると本当に生き物のようです。
そして、使ってみて実感しました!
カバーの外側はさわり心地と温かさを兼ね備えているパイル地、中はキルティングのため、保温力が半端ないんです‼
試しに、寝る場所とは別のところで毛布に包んでおいたところ、朝までほんのりとした温かさが保たれていました。
使い方と注意点

準備は簡単。中央あたりの水位ラインまで水を入れたら、熱湯を口もとまでいっぱいに入れるだけ。実際に使うお湯の量は湯たんぽの半分程度なので、用意するのもラクチンです。
就寝前にふとんの中に入れて温めておき、寝るときはふとんから出して使用してくださいね。
低温やけどを防ぐために就寝中の使用はNG! 必ずカバーなどでおおい、湯たんぽ本体のみで使用することのないよう安全に使ってくださいね。
睡眠の質が爆上がり!

ふとんに持って入れないなんて……と思っていましたが、温まったふとんで寝られるだけで想像以上に快適。寒~い朝に、もう一度ふとんに入って二度寝するときのような幸福感を味わえます。
いつもは、ふとんに入ってから体が温まるまでの間、スマホを見てしまい寝るのが遅くなりがち。でも、湯たんぽを使いはじめてからは、最初からふとんが温かいおかげで速攻で入眠できました。
起きているときも抱きかかえながらPC作業をしたり、動画を見たり……、この冬、絶対に手放せません!
驚威の保温力! かわいくてコスパも最強

大サイズの湯たんぽ本体とカバーを合わせて購入しても2000円程度! ネットで探せば、もっと安いものが? と思いましたが、ほとんどは同じくらいかそれ以上の価格帯でした。
それならば信頼できるブランドの無印良品が安心ですよね。湯たんぽカバーは生地もしっかりしているし、サイズやカラーが選べるのもうれしい!
お値段以上のクオリティです。
繰り返し使えてエコ&経済的

じつは、湯たんぽは
エコで経済的!
1リットルのお湯を沸かすのにかかるガス代は約2.78円、1リットルの水道代は約0.2円といわれています。つまり、1回の湯たんぽ(大サイズ)の使用には、約3円しかかかりません。
使い捨てカイロは、安くても1個20円ほどなので、それに比べるとかなり安くすみますね。
毎回買い足す手間も省け、それに伴うついで買いも防げます。
使い終わったあとの水は、植物の水やりや車の霜取りに再利用して、無駄なく使いきるとさらにエコ。
筆者は今年湯たんぽデビューでしたが、これから手放せなくなることが確実! こんなにかわいい見た目でさわりごこちもいいので、毎年使うのが楽しみになりそうです。