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「Mr.Childrenのライブを見て、会社員から料理家へ転身を決意」 人気発酵マイスター 榎本美沙さんにインタビュー

2023.04.27


YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」が登録者数25万人を超える人気料理家・榎本美沙さん。
オレンジページnetでは榎本さんの新連載「発酵マイスター・榎本美沙の『親子ごはん』」が4月29日にスタート! これを記念して、料理家になるまでの道のりや、働きながらの子育てなど語っていただきました。


家族の料理番になって、“おいしいを無限に作れる”面白さを発見!


――料理に目覚めたきっかけについて教えてください!

両親が共働きで、当時、暇な大学生だった私が料理番となることに。『オレンジページ』やネットのレシピなどを試すうちに「“おいしい”を無限に作れるってすごい!」と料理のおもしろさに目覚めたんです!
在学中には「一人暮らしの料理」というメルマガを立ち上げ、1週間分の夕食の献立を紹介し、金曜日には会員に買い物リストを送りつける、という謎の活動も始めました(笑)。登録者数もそんなにいなくて、趣味で細々とやっていただけですが、楽しかったです。


――趣味でメルマガとはすごい! そこから料理の仕事をしたいと思ったんですね。

はい。就職活動のときも、やっぱり料理関係の仕事をしたい、なかでも愛読していた『オレンジページ』の仕事を! と、じつは入社試験を受けたんですが、あえなく不採用で……。当時、電車に「トレインレシピ」というレシピが載っている広告があって、「こういう広告もあるのか!」と広告代理店に入社しました。ですが、料理関連の仕事がそんなにあるわけもなく、いつかは担当できるかもしれないけれど、何年後になるんだろう……とモヤモヤしていました。


背中を押したのはMr.Childrenの「未完」


そんなとき、Mr.Childrenの“未完”と題されたスタジアムライブに行ったんです。2015年のことでした。Mr.Childrenはちょうどこのとき、それまでの小林武史プロデュースから、セルフプロデュースへと踏み出した年。そのときに歌われた「未完」や「足音~Be Strong」に“前へ一歩進もう”という強いメッセージを感じたんです。
それになにより、同じ人間であるあの4人が、大人になっても変化を選んで、こんなに多くの人の心を動かしていることに感動し、「モヤモヤしている場合じゃない!」と料理家に転身することを決意しました。Mr.Childrenには今でも勇気をもらっているし、いつか、料理家として彼らといっしょに仕事をするのが夢です。

ミスチルをイメージした料理を自身のInstagramに投稿


転身を夫に相談したら「せっかくならしっかり勉強して始めてみたら?」と背中を押してもらい、会社を辞めて調理師学校へ入学。18~19歳の子たちに交じって、きゅうりの⼩⼝切り、あじの三枚おろしなどの基本和⾷から中華、洋⾷、スイーツまで、1年間みっちり勉強しました。家でも練習を重ね、当時の食事は毎回練習で作った同じメニューばかりでした(笑)。

編集部には入れなかった『オレンジページ』ですが、じつは当時の編集長が大学の大先輩で、落ちた後も折に触れ、近況報告をしていました。料理家になってしばらくたってから「⼀度やってみる?」とお声をかけていただいて、念願の誌面デビュー。そこから、さまざまな媒体からお仕事をいただけるようになりました。



包丁の“トントン”、鍋の“グツグツ”まで伝えたい


――榎本さんといえば、登録者数25万人のYouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」ですが、なぜYouTubeを始められたのでしょうか。

会社員時代に、夫と二人で「ふたりごはん」というサイトを立ち上げたんです。ふたりでいっしょに料理できるレシピを掲載したサイトなのですが、それに付随する形でInstagram、Twitterも始め、数年後に新たに始めたのがYouTubeです。

当時、1分動画が流行っていたのですが、私の伝えたいことは、包丁のトントンという小気味いい音や、鍋のグツグツという音、おいしい料理ができるまでの時間そのものだなと思って……。そんな空気感が伝わるような動画をめざしたのが「榎本美沙の季節料理」です。おかげさまでたくさんのかたに見ていただき、コメントからレシピのアイディアをいただいたり、YouTubeでの活動が料理本の出版につながったりと、いいご縁をたくさんいただいています。

榎本さん自家製の発酵食品(左から時計回りに、みそ、しょうゆ、豆板醤)


――お砂糖不使用の「発酵あんこ」や、「塩麹サラダチキン」など、発酵レシピも人気ですよね!

もともとみそ汁が大好きだったのですが、みそ会社のお仕事をいただくうちに、発酵のおもしろさに目覚めました。
発酵の世界って、しみじみと……とか、ていねいな暮らし……とか、右脳的に語られがち。それも素敵なのですが、私は左脳的に「どうして腸にいいのか」「なぜ発酵するのか」も知りたくて。日本発酵文化協会の養成講座に通い、「発酵マイスター」という資格を取りました。じつは、上位資格の「発酵プロフェッショナル」の資格も密かに持っています(笑)。
毎朝、自家製の甘酢黒酢を飲んでいるのですが、疲れると出ていた湿疹やかゆみが出なくなって、発酵の力を感じています。


――プロフェッショナル……、かっこいいです! そんな榎本さんがおすすめしたい、市販の調味料はありますか?

はい! この4つはぜひ使ってみてほしいです。
左から「こんにちは料理酒」、「最上白味醂」、「有機三州味醂」、「釜だきの塩」


まずは左から、「こんにちは料理酒」。これ、びっくりするくらい香りがいいんです。魚料理や肉料理の下味に使うと、ワンランク上の味になります。
真ん中の2つは本みりん! 料理やお菓子の甘みを出したいときに、砂糖の代わりに使うといいですよ。左側の「最上白味醂」はさっぱりとした甘みで、そのまま飲んでもおいしい! 料理には、仕上げや上品な甘さを出したいときに使っています。たいして、隣の「有機三州味醂」は、深みのある芳醇な味わいに仕上げたいときにおすすめ。
最後は「坊津の華 釜だきの塩」。これは料理の仕上げにパラパラッとかけるとのが好き。シンプルなサラダなんかにもよく合います。塩のうまみをしっかり感じたいときにぜひ!

※アルコール度数は13度以上あります。お酒に弱い方、妊娠、授乳期のかたはご注意ください。


学生時代に献立メルマガ、会社員時代にレシピサイトと、アグレッシブに活動してきた榎本さん。昨年、第1子が誕生し、「“がんばればできる”ができなくなった」と語ります。そのジレンマの中でも、見つけた育児の楽しみとは……?
後編は、出産後の変化と新連載への思いについて語っていただきます。お楽しみに!



榎本美沙
料理家・発酵マイスター。発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。 YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、 Instagram(@misa_enomoto)、 夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。最新刊『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)が好評発売中。その他の著書に『今すぐ始められる、毎日続けられる。ゆる発酵』(小社)、『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(主婦と生活社)など。

インタビュー内で紹介した榎本美沙さんおすすめ商品

【大木代吉本店/こんにちは 料理酒】
720ml入り 1,120円(税込)栄養の宝庫である酒粕を取り入れた旨みや機能性に優れたプロ仕様の料理酒。
少量の使用量で素材の持ち味を引き出し、料理に旨みとコクを与えます。
詳細はこちら>>


【馬場本店酒造/最上白味醂】
1リットル 1,520円(税込)
国産もち米を使用し、江戸時代から手造りの製法を守っている伝統みりん。
いつものお料理が一段と美味しくなります。
詳細はこちら>>


【角谷文治郎商店/有機三州味醂】
500ml 1,144円(税込)自然の生態系の中で栽培された国内産の有機米を原料に、「米一升・みりん一升」という200余年続く本場三河の伝統的な醸造法で造りました。 創業以来みりん一筋の蔵で育まれた有機三州味醂は、お米の自然な甘さ・旨み・香り豊かな味わい。
詳細はこちら>>


【坊津の華/釜だきの塩】
1袋(150g) 570円(税込)
普通の塩より粒子が大きく、味わい深い甘みが特徴。塩の結晶がキラキラと美しく、うまみが凝縮されたとてもまろやかでおいしいお塩です。
詳しくはこちら>>

撮影/砂原 文 取材・文/清 繭子

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