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2016.08.31
この時期、スーパーの鮮魚売り場にずらりと並ぶのが、さんま。脂が乗ってうまみバツグン、さらに、値段が手ごろなので、食卓に登場する回数も多くなりますよね。
皮はパリッと香ばしく、身はふっくらとした塩焼きは、まさに秋の味覚!
でも、じつは「いつも塩焼きだと飽きちゃう……」と感じているかた、意外に多いと思うんですよね(←自分もその一人です。笑)。そして、魚焼きグリルの後片付けがめんどうと思っているかたも……。
でも、じつは! さんまをおいしく食べる方法って、「グリルで塩焼き」以外にもいろいろあるんです。そんな中から、とっておきの3品をご紹介。どれもフライパンひとつでできるから、作るのも後片付けもラクチン♪ 見た目も味わいも目先が変わるので、家族にもウケルこと、間違いなしですね。
ではでは、さっそく見ていきましょう。
1.バターのこくと、にんにくじょうゆの香ばしさがたまらない!
さんまのガーリックソテー
こんがりとした見た目だけでも食欲をそそるこのメニュー、フライパンで焼きつけたら、後はにんにく、バターと、しょうゆや酒を加えてからめるだけと、作り方も超カンタン。にんにくの香りとしょうゆの香ばしさで、ご飯ががっつりすすむこと、うけあいです!
2.すっきりとした上品な甘辛味が魅力!
さんまの梅酒煮
脂の乗った旬のさんまは、煮ものにするのもアリ! こちらのメニューは、煮汁に梅酒を使っているのがポイントです。こくはあるのにすっきりとした味わいで、上品な甘辛味に仕上がります。梅酒に入っている梅の実もいっしょに煮て、身をくずしながら、さんまといっしょに食べるのがオススメですよ~。
3.ふっくらとしたさんまの身と、カリッとした生地のバランスが絶妙!
さんまのチヂミ
おかずとしてはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりなチヂミ。肉の替わりにさんまの身を豪快にのせれば、見た目のインパクトも大! さんまをフライパンで焼きつけたら、生地をのせて両面をこんがり焼けば、即、完成。生地には春菊をたっぷり混ぜ込んでいるから、魚の臭みも気になりません。
いかがでしたか?
さんまには、血液の流れをよくするEPAやDHAのほか、美肌やアンチエイジングにも効果があるビタミン類も豊富。
ぜひ、いろんな食べ方で、秋の食卓を彩ってみてください!
料理/中村千寿子 撮影/馬場敬子 文/編集部・福島
(『オレンジページCooking2016 秋レシピ200』より)
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