あつあつのグラタンがおいしい季節がやってきました。今回紹介するのは
王道の「ポテトグラタン」のレシピ。
じゃがいもを牛乳で煮るだけのシンプルさがポイントです。

教えてくれたのは料理家で、代官山の大人気店「洋食KUCHIBUE」のオーナーシェフでもある坂田阿希子さん。

「とにかくグラタンが大好き! お店でも大切にしているメニューなんですよ」。
ちょっとしたコツで、
お店並みのおいしさになる技が満載の作り方を早速チェック!
●大人気「ポテトグラタン」のレシピ
●「じゃがいものグラタン」の材料(4人分)
じゃがいも(メイクイーン)……6個(約660g)
牛乳……400ml
塩……小さじ1/2
ナツメッグ、こしょう……各少々
にんにく……1/2かけ
バター……10g
生クリーム……100ml
ピザ用チーズ……80g
【作り方】

(1)
じゃがいもは皮をむいて幅4mmの輪切りにし、口径約20cmの鍋にぐるりと並べる。牛乳を注ぎ入れ、塩、ナツメッグを加えて中火にかける。沸騰したら弱火にし、ときどき揺すりながら15~20分煮る(吹きこぼれやすいので火加減は様子をみる)。
坂田流POINT じゃがいもは煮くずれしにくいメイクイーンがおすすめ。でんぷんで自然なとろみがつくので、切っても水にさらさないのがコツ!
(2)
じゃがいもが柔らかくなり、牛乳が煮つまってとろみが出てきたら味をみて、こしょうとたりなければ塩少々(分量外)を加え、火を止めてさます。
坂田流POINT あえて鍋のままさまし、じゃがいもが牛乳を吸ったところでグラタン皿へ。(3)
オーブンを200℃に予熱する。グラタン皿ににんにくの切り口をこすりつけ、バターを塗る。じゃがいもをくずさないように移し入れ、生クリームを回しかける。ピザ用チーズをのせ、オーブンに入れて200℃で15~20分焼く。
坂田流POINT 器ににんにくとバターを塗って、コクをプラス。牛乳で煮ているから、ほどよく軽やかな味わいに。しっとりしたポテトと、こんがり香ばしく焼けたチーズで、エンドレスに食べられるおいしさ。ステーキなどの肉料理の付け合わせにもぴったりですよ。
クリスマスや忘年会など、これからのホリデーシーズンのホムパレシピにもぜひ!
(
オレンジページCooking2023冬「冬こそちょっとごちそうを」より)
教えてくれたのは……
坂田阿希子さん
フランス菓子店やフランス料理店勤務を経て独立。代官山の「洋食KUCHIBUE」店主で、料理教室も主宰している。
【関連記事】
【読者人気No.1】「なすのミートグラタン」のレシピ3選【偏愛! ガチ推しレシピ】れんこんのグラタン風チーズ焼き