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坂田阿希子さんの【ポテトグラタン】レシピ。人気店洋食KUCHIBUEシェフ直伝!

2022.11.17

あつあつのグラタンがおいしい季節がやってきました。今回紹介するのは王道の「ポテトグラタン」のレシピじゃがいもを牛乳で煮るだけのシンプルさがポイントです。

教えてくれたのは料理家で、代官山の大人気店「洋食KUCHIBUE」のオーナーシェフでもある坂田阿希子さん。

「とにかくグラタンが大好き! お店でも大切にしているメニューなんですよ」。
ちょっとしたコツで、お店並みのおいしさになる技が満載の作り方を早速チェック!

●大人気「ポテトグラタン」のレシピ


●「じゃがいものグラタン」の材料(4人分)

じゃがいも(メイクイーン)……6個(約660g)
牛乳……400ml
塩……小さじ1/2
ナツメッグ、こしょう……各少々
にんにく……1/2かけ
バター……10g
生クリーム……100ml
ピザ用チーズ……80g

【作り方】

(1)
じゃがいもは皮をむいて幅4mmの輪切りにし、口径約20cmの鍋にぐるりと並べる。牛乳を注ぎ入れ、塩、ナツメッグを加えて中火にかける。沸騰したら弱火にし、ときどき揺すりながら15~20分煮る(吹きこぼれやすいので火加減は様子をみる)。
坂田流POINT じゃがいもは煮くずれしにくいメイクイーンがおすすめ。でんぷんで自然なとろみがつくので、切っても水にさらさないのがコツ!


(2)
じゃがいもが柔らかくなり、牛乳が煮つまってとろみが出てきたら味をみて、こしょうとたりなければ塩少々(分量外)を加え、火を止めてさます。
坂田流POINT あえて鍋のままさまし、じゃがいもが牛乳を吸ったところでグラタン皿へ。

(3)
オーブンを200℃に予熱する。グラタン皿ににんにくの切り口をこすりつけ、バターを塗る。じゃがいもをくずさないように移し入れ、生クリームを回しかける。ピザ用チーズをのせ、オーブンに入れて200℃で15~20分焼く。
坂田流POINT 器ににんにくとバターを塗って、コクをプラス。牛乳で煮ているから、ほどよく軽やかな味わいに。

しっとりしたポテトと、こんがり香ばしく焼けたチーズで、エンドレスに食べられるおいしさ。ステーキなどの肉料理の付け合わせにもぴったりですよ。
クリスマスや忘年会など、これからのホリデーシーズンのホムパレシピにもぜひ!

オレンジページCooking2023冬「冬こそちょっとごちそうを」より)

教えてくれたのは……

坂田阿希子さん

フランス菓子店やフランス料理店勤務を経て独立。代官山の「洋食KUCHIBUE」店主で、料理教室も主宰している。

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料理/坂田阿希子 撮影/加藤新作 スタイリング/城 素穂 文/編集部・小栁

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