
2016.07.05
ご覧ください、この美しさ!
フランスの伝統料理「テリーヌ」は、きれいな断面がおもてなしにぴったり。でも、作るのはセンスや技術が必要そう? いえいえ、じつは初めてでもきれいに詰められるコツがあるんです。それはずばり具をシンプルな「3層」にすること!
しかも本来は専用の陶器型を使うところを、牛乳パックで代用。より手軽な作り方をご紹介します!
まずは牛乳パックの型の準備。
500mlを使用。側面1面を切り取って(これはさらに切ってふたに使います)、口をたたんで箱形に。具を詰める前に、ラップを敷きこんで。
ゼラチン液を作り、具材の下ごしらえをしたら「3層」に詰める!!
①ゼラチン液を少し入れ、アスパラを詰めて。
②上からゼラチン液を流し込んで、ハムをランダムに。
③さらにゼラチン液を加えたら、赤パプリカを。
ゼラチン液をすべて入れたら、別のラップをかぶせ、牛乳パックのふたをすればOK! 形が崩れないように輪ゴムをかけて冷蔵庫へ。
切れば、ほらこのとおり!
ゼラチン液に生クリームやツナを足すと、パテっぽいテリーヌも作れます。バゲットとも好相性。
初めてでも、かならずきれいに作れる3層テリーヌ。今まで「テリーヌはハードルが高い……」と思っていたかたも、ぜひ夏飲みの前菜に作ってみてくださいね♪
料理/高山かづえ、撮影/高杉 純、文/編集部・渥美
(『オレンジページ』2016年7月17号より)
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