
2016.04.27
文筆家・漫画家として人気の能町みね子さん。今やTVやラジオへも活動の場を広げ、大活躍中。そんな能町さん、実は大の「純喫茶」好き。おしゃれなカフェやコーヒースタンドではなく、昭和の香り漂う喫茶店が憩いの場なのです。
がしかし。能町さんは珈琲が飲めない。
純喫茶への愛と、なのに珈琲が飲めないという事実とのジレンマ。
「私は一体何を飲めばいいの?」
という葛藤から生まれたチョイスが「ミルクセーキ」!
ミルクセーキとは……牛乳、卵、砂糖(店によってはバニラエッセンスやバニラアイスも)をミキサーかシェイカーで混ぜた、懐かしい飲み物。
材料や作り方はシンプルですが、お店によって、コク、甘さ、粘度などに違いがあって、これがなかなか奥深い! ちなみに、ファストフード店などで提供している「shake=シェイク」とは似て非なるもの。英語で綴ればどちらも「shake」ですが、セーキ、と呼ぶところがなんとも昭和、なんとも和むのです。
さて、純喫茶に入ったならば、ミルクセーキを飲みつつ楽しみたいのが、歴史あるお店だからこそ目に入る昭和の名残り。
たとえば50年以上現役のレジとか、
看板の書体、壁の落書き、窓の意匠、果てはお店のマスター、ママさんまで、なんとも味のある見どころが満載なのです。
有名店でもない、超人気店でもない、街に溶け込み、街の人々のオアシスとして長年営業を続けられている純喫茶に惹かれる能町みね子さんの気持ち、あなたも絶対わかるはず。お住まいの近くにそんなお店があれば、ぜひ訪ねてみてください。そして、メニューを見せてもらいましょう。
もしミルクセーキがあったら、注文は一択で!
撮影/寺澤太郎、イラスト/能町みね子、文/編集部・花村
(『能町みね子のきまぐれミルクセ~キ』(オレンジページ刊)より)
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