聖子ちゃん派VS明菜派。カズ派VS武田派。はたまた修二派VS彰派。そしてひき肉界で人気を二分するメニューといえば、ハンバーグとつくねですね。あなたはどっち派ですか?
「チーズin」「和風おろし」「包み焼き」etc. ハンバーグのアレンジは枚挙に暇がないのに対し、つくねはシンプルな照り焼きスタイルでいただく事が多い気が(「いいじゃん照り焼きおいしいし」という声が上がりそうですが)。
大人も子どもも大好きな愛されメニューなのにもったいない! 全国のつくね推しの皆さん、
もっともっとつくねを楽しむ方法を今回2つご紹介します!
とはいえ、王道の甘辛味も捨てがたい……。まずは基本の「鶏つくね」の作り方をご紹介します。よーく練るから、みんなが大好きな理想のふんわり食感に仕上がりますよ。
●ふんわり鶏つくね
材料(2~3人分)
〈たね〉
鶏ひき肉……300g
玉ねぎのみじん切り……1/4個分(約50g)
しょうがのすりおろし……1かけ分
酒……小さじ2
塩……小さじ1/4
卵……1個
片栗粉……大さじ2
〈照り焼きだれ〉
しょうゆ、酒……各大さじ2
砂糖、みりん……各大さじ1
サラダ油……大さじ1/2

ふんわりさせるには、たねの練り方がポイント。ボールにひき肉を入れたら、残りの材料を順に加えてそのつどしっかり練りましょう。小判型に整えて、フライパンにサラダ油を中火で熱します。つくねだねを片面4~5分ずつ焼いて、こんがり焼けたら照り焼きだれの材料を加え、つやつやになるまで煮からめて完成。好みで卵黄を添えてどうぞ~~。
この「照り焼きつくね」はもちろん文句なしにおいしいのですが、同じたねで作ることができる新たなつくねの楽しみ方として、まずは「包みワザ」をご紹介します。

うずらの卵やプチトマトを包んで丸めてみたり。切ったときの断面に思わずテンションが上がります。切らずに食卓に出せば、食べたときにサプライズを楽しんでもらえますよ。
柔らかなたねの中に具を入れることで、いつもとは違う新鮮な見た目と食感を楽しめます。それが「包みつくね」の魅力!
もう一つの楽しみ方はこちら。
大好きなつくねにかわいい模様をつけるつもりで、具をのせてみましょう。名付けて「のっけつくね」。
例えば、照り焼き味と相性のいいマヨネーズだれをのせてみたり。「カレー粉+マヨ」「たらこ+マヨ」「刻みのり+マヨ」のように、簡単なバリエーションで見た目のよさもおいしさも倍増です♪
今日の晩ごはんのおかずに、おつまみに、そして明日のお弁当に。大好きなつくねを、もっともっと楽しみましょう~。
『楽しく食べれば、生きるチカラが身につく! こどもオレンジページ No.3』より