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【かけ込み自由研究】レンジでプリン作りにチャレンジ!

2021.08.18

8月も中盤になり、こどもの夏休みも残すところあと少し。
夏休みの宿題のなかでも大物の〈自由研究〉、なんとなく大変そうと後回しにしていませんか……?

でも大丈夫、まだ間に合います!

自由研究のネタは案外身近にあるもの。たとえば〈おやつを手作りしてみる〉ことだって立派な研究です。



今回は『食べ物の「なぜ」を探ろう! キッチン実験室』(オレンジページ刊)から「レンジで作るカスタードプリン」をご紹介します。



まずはプリンの材料と、必要な道具を用意しましょう。 

●材料(容量300mlのマグカップ1個分)
〈プリン液〉
 溶き卵※ Mサイズ1個分
 牛乳 80ml
 砂糖 大さじ2と1/2
 水 大さじ2
 バニラエッセンス 3滴
メープルシロップ 適宜

※カラザという白いひも状のものを取り除き、卵白のかたまりがなるべく残らないよう、よく溶いておく。

●用意するもの
・耐熱のマグカップ※
 容量300ml以上、口径8~9×高さ8~10cm、厚手で縦長のずんどう形のもの。
・耐熱の保存容器※
 マグカップを入れて350~450mlの湯をはると、水面がプリン液と同じくらいの高さになるもの。目安は13×13×高さ10cmくらい。
・フォーク、スプーン
・ラップ

※マグカップや保存容器の選び方によっては、中まで固まらず液体のまま残ったり、火が通りすぎて細かい泡ができたりする原因に。ぴったりの形とサイズのものを選んで。

【研究ポイント1/プリンは何でできているのかな?】
黄色っぽくてプルプルとした食感のプリン。おもな材料は卵、牛乳、砂糖だということがわかりましたね。

さてそれでは、さっそく作ってみましょう!


マグカップに牛乳、砂糖、水、バニラエッセンスを入れ、ラップをせずに600Wの電子レンジで1分温める。牛乳と砂糖をフォークでよく混ぜながら、溶き卵を加えてさらに混ぜ、プリン液を作る。
★温めることで砂糖が溶けて、混ざりやすくなります。




プリン液に浮いている泡や卵白のかたまりをスプーンですくって取り除く。マグカップを耐熱の保存容器の中央に入れ、プリン液と同じくらいの高さまで、ぬるま湯(約30℃)をはる。
★お湯をはっておくことでプリン液がゆっくりと温まり、火の通りすぎ防止に。なめらかな食感に仕上がります。




②を電子レンジの中央に置き、600Wで3分加熱する。やけどに注意しながら、容器ごと取り出し、マグカップを取り出す。表面の一部が半熟状になって、かるくゆすると全体がいっしょにふるふると揺れればOK。余熱で固まるまで少しおく。表面が生っぽく、スプーンでプリン液を端から寄せながらマグカップを傾けると、プリン液が出てくるようであれば、加熱を追加する。保存容器に戻し、様子をみながら最長1分を目安に20秒ずつ追加で加熱して。
粗熱を取り、ラップをかけて冷蔵庫で冷やして完成! 表面にプリン液が残っていれば取り除き、メープルシロップをかけてめしあがれ♪


【研究ポイント2/プリンはどうして固まっているのかな?】
プリン液は混ぜただけでは液体の状態。それが電子レンジで加熱したことで固まりましたね。

ここで解説タイム。
卵の主な成分はたんぱく質です。たんぱく質は熱を加えると堅くなる性質をもっているので、火を通したことで固まったというわけです。



身近な食べ物や料理を〈研究〉としてみてみると、新たな発見がいっぱいあるはず!
作って楽しく、食べておいしい! 自由研究におすすめのプリン作り、挑戦してみて。

(『食べ物の「なぜ」を探ろう! キッチン実験室』より)

監修/藤本勇二(武庫川女子大学幼児教育科准教授) 料理/スタジオナッツ 撮影/三村健二 イラスト/てぶくろ星人 文/編集部・清水祥子

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