
気温と湿度が高くなる夏は、汗が気になる季節ですね。
とはいえ、夏に汗をかくのは当然なので、かいたあとのケアこそが重要!
汗を拭かずに放置すると、汗の成分が皮膚の常在菌に分解されて、においやすくなるのです……!
さて、ここで問題です!
汗を拭くのは、「乾いたタオル」「ぬれタオル」どっちがよいでしょうか?
正解は……「ぬれタオル」!体臭や口臭ケアにくわしい医師の桐村里紗先生によると、汗本来の働きは、汗をかき、体表面に出てきた水分が蒸発することで体温を下げるというもの。乾いたタオルで拭くと、ただ汗を拭き取るだけになってしまうのですが、
水分を含んだぬれタオルで拭くことで、蒸発する水分量が増えるんです。
同様の考え方で、汗拭きシートを使うのもおすすめですよ。

また、
制汗スプレーを使うときは、体全体ではなく、発汗量の多いわきだけなど、とくに気になる場所にだけ使いましょう。そうすることで、汗腺の働きを妨げることがありません。
汗のにおいが気になる人は、汗拭きシートや、ぬらしてもよい小さめのタオルを持ち歩いてみてくださいね♪
(『オレンジページ』2021年7月17日号より)