2019.02.19
突然ですが、高校2年の男子に、茶色ーいお弁当を毎日作っている編集担当Fです。
もうお弁当作りも1年半になりましたが、メニューを考えるのって本当にむずかしい。本人の好きなもの(和食)を入れてやろうと思いつつ、和食ってそもそも茶色い! しょうが焼きもから揚げもきんぴらも、ひたすら茶色ーーい。「こんな弁当、友達の前で恥ずかしいだろうなあ」と気の毒になりつつも、インスタでアップできるような彩り弁当なんか、そもそもムリ。恥ずかしながら、早起きが大の苦手なんです。。。
そんなこんなで、罪悪感を感じつつも、同じような茶色いメニューをぐるぐる作りつづけていた私に、天からプレゼント企画がふってきた~。その名も「じみ弁」。いま大人気の料理家、ごはん同盟のしらいのりこさんによると、おべんとうはそんなにきばって、あれこれ詰めなくていい。「白いご飯がどんどんすすむおかずが、【ひとつ】入っていればいいんです」。
なんという名言!ずーっと持ってた荷物を、「それおろしていいよ」って言われたような感じ。じみだと恥ずかしい、恥ずかしい弁当を持たせてかわいそう、と一人で勝手に思っていたのかもしれません。
しらいさんの作る「じみ弁」は、見ているとおなかがぐうぐうなりそうなものばかり。茶色くても食欲そそる、力強い魅力に満ちているんです。たとえばこれ。
甘じょっぱいつくねを3個ものっけた、ゴージャスなのり弁。つくねも、きんぴらも、おかかも茶色く、のりは真っ黒! 「こんな漆黒の弁当はあろうか」って感じだけど、なんともどっしりとおいしそうではないですか?
はたまた、こんなじみ弁も。
厚揚げを豚肉で巻いて照り焼きにしたもの。これだって、厚揚げも豚肉もしょうゆも茶色いけど、堂々たるもの! 甘辛いたれが豚バラによーくしみてて、ゆかりご飯がすすみそうだなあ・・・と想像がつきます。
結局のところ、「じみ」なことはちっとも恥ずかしくない。「わっ、うまそう!」ってテンション上がって、白めしがワシワシと食べられれば、午後の勉強や仕事が元気にがんばれる。それがお弁当でいちばん大事なことですよね。
そう悟りを開いたような明るい気持ちで、しらいさんの「じみ弁」をせっせと作っています。みなさんも、きょうからじみ弁仲間になりませんか?
料理/しらいのりこ(ごはん同盟) 撮影/鈴木泰介 文/編集部・藤井
(『オレンジページ3月1日号 特別付録「まいにち、じみ弁!30』より)
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