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2018.12.02
最新号の特集担当が、おのれの舌をしびれさせたレシピをガチで推す! その偏愛っぷりと共にぜひお試しを。
盛大なクリスマスパーティまではしないけど、毎日のごはんでちょっと気分を上げたいんだよなー……。そんなとき! 助けにきてくれたのは「とんカツ用肉」。ふだんはなんてことない豚肉だけど、アップルパワーでみるみるうちに美食に変身。親しみやすさも、美しさも兼ね揃えた無敵のヒロインが目の前に。秘技「ジューシー&リッチ」で、みんなの空腹をやっつけます!
豚肉にりんご……!? とけげんに思ったかた、失礼しちゃう。りんごの酸味のもとには肉質を柔らかくするパワーがあるのよ。さらに、糖類の保水効果で肉汁もしっかりとキープするんだから!
ところで、オーブン、いつも使えるようになっている? 物置き場になっているんじゃなくって?(←なってる) でも安心して。りんごでマリネしているから、フライパンでもふっくらジューシーに仕上がるのよ。
塩味ベースだけど、バターでこくをプラスしてるから味わいはリッチ。りんごの甘酸っぱさといいバランスで……グスッ(←泣いた)。ジューシーな柔らかさとあいまって、もう、うっとりに次ぐうっとり。
▼材料(2人分)
豚ロース肉(とんカツ用) 2枚(約250g)
<マリネ液>
┏塩 小さじ1/2
┣粗びき黒こしょう 少々
┣りんご(皮つき)のすりおろし 1/4個分(約60g)
┗あればタイム 2〜3本
りんご 3/4個
玉ねぎのみじん切り 1/2個分
にんにくのみじん切り 1/2かけ分
白ワイン(なければ酒) 大さじ3
サラダ油 バター
▼作り方
(1)豚肉をマリネする
豚肉は赤身と脂身の間に4〜5カ所切り目を入れ、筋を切る。両面を包丁の背で、格子状に20回ずつまんべんなくたたく。バットに並べ入れ、マリネ液の材料を順に全体にすり込む。表面にぴったりとラップをかけ、冷蔵庫に入れて30分(できれば8時間)以上おく。
(2)材料の準備をし、豚肉を焼いて取り出す
りんごは皮つきのまま6等分のくし形に切り、しんと種をV字に取り除く。フライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱し、豚肉をマリネ液をこそげながら並べ入れる(マリネ液はとっておく)。焼き色がつくまで2分ほど焼き、裏返して20秒ほど焼き、いったん取り出す。
(2)具材を合わせて蒸し焼きにする
フライパンをさっと拭き、バター15gを中火で熱して溶かす。玉ねぎ、にんにくを入れてしんなりとするまで炒め、こそげたマリネ液を加えて混ぜる。豚肉を戻し入れ、りんごを加えて白ワインをふる。ふたをして弱火にし、5分ほど蒸し焼きにする。豚肉とりんごを器に盛ってフライパンに残ったソースをかけ、タイムをのせる。
(1人分425kcal、塩分1.8g)
料理/市瀬悦子 撮影/木村 拓(東京料理写真) 文/編集部・馬場
(『オレンジページ』2018年12月17日号より)
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