
2018.06.13
揚げなす、焼きなす、蒸しなす。どんな調理法でもおいしいなすですが、最近の企画で「ラクうますぎる~!」と感激した食べ方をご紹介します。
その名も「蒸しゆでなす」! 料理家の大庭英子さん直伝です。
これは、「蒸しゆで」にして裂いたなすに、冷やし中華っぽい甘酢だれをかけただけ。とろんと柔らかな身にたれがからみ、こんなシンプルな食べ方なのに絶品でした~。
フライパンになすを並べ、少ない湯で「蒸しながらゆでる」のが蒸しゆで。湯をはることで、フライパンで蒸すことが可能になるんです。もちろん、たっぷりの湯でゆでるよりも、なすの甘みが逃げにくく、仕上がりはジューシー。
なすはまるごと蒸すんですが、皮はむいてもむかなくても。このときはすべてむきました。なすの身の色ってキレイですよね。ちなみに、むいた大量の皮は、甘じょっぱく炒めてきんぴらに。ナスニンというポリフェノールがたっぷり含まれているそうですよ~。
フライパンになすを並べ入れたら、だいたいなすの高さの1/4くらいまで水を入れ、ふたをして中火にかけます。沸騰したら、再びふたをして15分加熱するだけ!
この蒸しあがり、見てください! 割ってみると、中のみずみずしさ、ジューシーさは一目瞭然。
蒸しなすは好きだけど、「せいろや蒸し器を出すのがめんどう~」という人に、蒸しゆではぜひおすすめ。フライパンひとつで、なす10個までいけちゃうところも魅力です。蒸しゆで状態でストックもできるから、この夏、どっさり楽しんでくださいね!
文/編集部・藤井
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