「炊き込みご飯が大好き!」という料理家の長谷川あかりさん。今回教えたもらったのは、なんと豆腐をまるごと使った炊き込みご飯です。豆腐をまるごとのせて炊く、 という大胆な一品。ベースの味はごくシンプルにして、 好みのトッピングでいただきます。
あかりさんいわく、外食で味の濃い食事が続いたときなどに食べたくなる味わいだそう♪ ごちそうの誘惑が多い秋の行楽シーズンにもぴったりです。
『まるごと豆腐の炊き込みご飯』のレシピ
材料(3~4人分)
米……2合(360ml)
木綿豆腐……1丁(約300g)
昆布(10×8cm)……1枚(約4g)
〈調味用〉
料理酒※……大さじ4
塩……小さじ1
好みのトッピング
三つ葉、すだち、削り節、ごま油、しょうゆなど……各適宜
※または酒……大さじ4+塩……ひとつまみ
料理に使う「酒」について「ふだん私が使うのは、塩が添加されている<料理酒>。料理酒が持つ雑味が、味に深みを与えてくれます。同量の酒で代替OKですが、塩を加えて調整を」
下ごしらえ
米は洗ってざるに上げ、しっかりと水けをきる(できればそのまま30分ほどおく)。
作り方
(1)米に具をのせて炊く
炊飯器の内がまに米を入れる。調味用の材料を加え、水を2合の目盛りまで注いでざっと混ぜる。豆腐と昆布をのせ、普通に炊く。
(2)豆腐をくずしながら混ぜる
炊き上がったら昆布を取り出し、しゃもじで豆腐をざっくりとくずしながら、全体をふんわりと混ぜる。器に盛り、好みのトッピングを添える。
ポイント
昆布は水分に浸るように、適宜切って加えて。
ほっとする優しい味わいながらも、ざっくりとした豆腐は見た目以上に食べごたえあり!
気軽に作れるのも魅力の炊き込みご飯、ぜひお試しください。
教えてくれたのは……
長谷川あかりさん

料理家、管理栄養士。雑誌やWEB、食品メーカーなどに幅広くレシピを提供。自身のSNSで数多くのレシピを紹介し、発見のある組み合わせと手軽なレシピが大好評。パーソナルムック『長谷川あかり DAILY RECIPE(vol.1)』(扶桑社)が発売中。