大人も子どもも大好きなポテトサラダ。定番メニューと思いきや、じつは家庭ごとに独自の進化をとげていることが判明!?
では、人気料理家たちはどんなアレンジを加えているのか。7人の料理家に「うちのポテサラ」レシピを教わりました。
おうちで手軽に試せるアイデア満載。バラエティ豊かなポテサラにテンションがあがります!
藤井 恵さん『禁断のポテロニサラダ』のレシピ
「居酒屋のポテサラもマカロニサラダも両方好きだから」。おちゃめな藤井さんらしい合体バージョンです。じゃがいもとマカロニはいっしょにゆで、いもをつぶしたらビネガーとオイルを多めに混ぜるのがコツ。
武蔵裕子さん『レモンマヨポテサラ』のレシピ
王道マヨ味だけど、酢の代わりにレモン、かくし味にはちみつを入れるという武蔵さん。気のきいたひと工夫です。「いもをゆでるときは少なめの湯でゆでて水分を蒸発させ、そのまま鍋の中でつぶすとしっとりしますよ」。
飛田和緒さん『マヨなしアンチョビーポテサラ』のレシピ
粉ふきいもにアンチョビー、ケッパー、クレソンなどを混ぜて仕上げる、オトナ味のポテサラ。マヨなしでも、具だけで充分味にメリハリがついています。飛田さんいわく、「これはつまみです(笑)」。
有賀 薫さん『父譲りのシンプルポテサラ』のレシピ
「父がよく作っていたものを受け継いだんです」と有賀さん。具はさらし玉ねぎとパセリのみ、味つけはフレンチドレッシング。じゃがいもを畑で作っていたこともあるというお父さま、いも好きならではの潔さですね!
春井春乃さん(マルサラ飲食店)『長いも明太ポテサラ』のレシピ
なんと長いもを使った和テイストのひと皿。レンチンした長いもをつぶし、明太子、オイル、ディルをあえるだけだから簡単。「半生に火を通した〈シャキホク〉食感が好き」。春井さんの強い長いも愛を感じます(笑)。
上田淳子さん『メイクイーンのなめらかポテサラ』のレシピ
「ポテサラはクリーミーさが命!」という上田さん。いもは必ずメイクイーンを使用。柔らかくゆで、マッシャーでよくつぶしてなめらかに仕上げます。「家族みんなこれが大好きだから、いも1㎏で作ってもなくなっちゃうの(笑)」。
ツレヅレハナコさん『しば漬けのおつまみポテサラ』のレシピ
ポテサラの歯ざわり担当はきゅうりが多いですが、ハナコさんは「しば漬け」で。香りが強いほうがつまみになるんだそう(笑)。マヨは控えめに、オイルとレモンで味つけするのもハナコ流。
ポテサラと言っても、見た目はまるで別の料理! あれもこれもおいしそうで、料理人の個性がにじみ出ています。
気になるポテサラがあったら、ぜひおうちでまねしてみてくださいね!
(
2021オレンジページCooking野菜「究極シンプル、野菜料理」より)