手軽に食べられて、トッピングでアレンジ自在の「
冷ややっこ」。撮影現場で人気料理家のみなさんにどう食べている? と聞いてみたところ、想像以上にシンプルだったり、どっさり具材でメインおかず級にしていたり。
それぞれ個性を発揮しているものの、どれもとっても簡単! ぜひ気になったものは、みなさんのご家庭でもまねしてみて。
今井 亮さん『あつあつ油がけやっこ』のレシピ
「じつは僕、おなかが弱くて」と今井さんの告白。冷たいものがあまり食べられないんだそう。冷ややっこも、あつあつのごま油をジューッとかけるのが常。ザーサイにもねぎにも油がからんで、超おいしそうです!
ワタナベ マキさん『梅トマやっこ』のレシピ
梅×トマトの組み合わせが好きでしょうがない、というマキさん。ちょっと意外なコンビだけど、トマトのさっぱり感に深みが出ておいしそう!「削り節とごまも混ぜてこく出し。私にとっては最強のやっこです(笑)」。
大庭英子さんの『まぜまぜやっこ』のレシピ
子どものころ、冷ややっこがあんまり好きじゃなくて、よーくつぶして食べていたのがきっかけとか。今でもついつぶしてしまうんだそう。「しょうゆがしみ込んでて食べやすいから、じつは、お店で食べるときもこっそりと(笑)」。
堤 人美さんの『酒蒸ししょうがやっこ』のレシピ
温やっこ好きな堤さんは、 豆腐に酒をドボッとかけ、おろししょうがと塩をふってレンチン。にがりや余分な水分が抜けて、豆腐の味がぐっと濃くなるんだそう。しらすなど具はお好みで。「ちょっといいお酒でお試しを~」。
市瀬悦子さん『なんとかおかずにしたいやっこ』のレシピ
「冷ややっこって、そのままだと小さいおかずですよね」と市瀬さん。「とにかく食べごたえを出したいから」、冷蔵庫にある素材をボンボンたしていくんだそう。モリッとのっかった塩もみきゅうり(ごま油あえ)に納得(笑)。
藤井 恵さんの『断面を味わうやっこ』のレシピ
「豆腐は断然、切り口がおいしい」というのが、藤井さんの持論。切ったばかりの断面はみずみずしく、味も濃いんだそう! 具入りラー油と塩だけなんて、一見質素な味つけに思えますが、「これなら充分、呑めます」(笑)。
暑くていつもより食欲のない日には、冷ややっこが重宝しますよね。料理家さんの食べ方を参考に、ぜひいろんな味わいで楽しみましょう!
(
2021オレンジページCooking夏「もっと! もっと! 夏野菜」より)
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