たけのこの下ゆで方法を写真で見る春のごちそうといえば、今が旬の〈たけのこ〉。
スーパーや八百屋で皮付きのたけのこを見つけると、無性にわくわくしちゃいます。
旬の味を食べつくすなら、まずは定番から攻めたいところ。削り節をたっぷりまぶした〈土佐煮〉は、できたてのあつあつも、冷めてもおいしい一品です。皮付きたけのこの基本の下ゆで方とあわせてご紹介します。
〈皮つきたけのこ〉の基本のゆで方
材料(作りやすい分量)
たけのこ……4本(一本300~350gのもの)
米ぬか……2/3カップ
赤唐辛子……1~2本
ゆで方
(1)たけのこは皮をたわしで洗い、根元の切り口を薄く切り落とす。穂先を斜めに切り落とし、縦に1本、深く切り込みを入れる。
(2)深さのある大きめの鍋にたけのことかぶるくらいの水を入れ、米ぬか、赤唐辛子を加える。吹きこぼれを防止するため、水は鍋の上部から5~8cm下までに。
(3)強火にかけ、煮立ったら落としぶたをして、強めの中火で吹きこぼれないように40~60分ゆでる(途中、水分が減ったら適宜たす)。火を止めて、そのまま完全にさます。
(4)たけのこについたぬかを洗い落とす。水を入れたボールにつけ、切り込みから穂先の姫皮を残して柔らかい部分が出てくるまで皮をむく。
ゆでたたけのこは、水を入れた保存容器に入れて冷蔵庫へ。 水を毎日取り替えれば、1週間は保存できます!
『たけのこの土佐煮』のレシピ
材料(作りやすい分量)
ゆでたけのこ……2~3本(360~400g)
だし汁……2カップ
酒……大さじ3
みりん……大さじ2
しょうゆ……大さじ1と1/2
削り節……10g
作り方
(1)たけのこは穂先と根元に切り分ける。根元は幅1.5cmの輪切りにし、穂先は縦4等分に切る。
(2)鍋にだし汁、たけのこを入れて中火にかけ、煮立ったら酒、みりんを加える。再び煮立ったら、ふたをして10分ほど煮る。ふたをとってしょうゆを加え、ときどき混ぜながら煮汁がほとんどなくなるまで15分ほど煮る。火を止めてさましながら味を含ませる。
(3)フライパンに削り節を入れて弱火にかけ、2~3分いる。少しパリッとしたら火を止める。さめたら、手でもんで細かくする。
(4)たけのこの鍋を再び中火にかけてかるく温める。火を止めて削り節を加えてまぶし、器に盛る。
削り節をからいりすると香りが違うのでお試しあれ!
皮付きたけのこはついついスルーしちゃってた……というかたも、ぜひ手に取って絶品の土佐煮を味わってみてくださいね♪