うまみの深さに驚く「暗殺者のパスタ」の作り方を画像でチェック!
言わずと知れたパスタ王国・イタリアには、「貧乏人のパスタ」「娼婦風パスタ」など、ユニークな名前のメニューがたくさん。その中でも
衝撃的なネーミングの「暗殺者のパスタ」をご存じですか? 物騒な名前ですが、これが驚くほどおいしい! 身近な材料だけで作れるとっておきのレシピをご紹介します。
分かりやすい作り方動画もあるので、チェックしてみてくださいね。
【暗殺者のパスタとは?】
スパゲティをゆでずに、いきなりオリーブオイルで焼きつけてからトマトソースと煮込む、独特な手法のパスタ。焼くことで生まれる焦げが香ばしさとなり、ソースを余すところなく吸った麺はうまみ満点。「殺人級のおいしさ」「唐辛子が殺人的に辛い」「ケチャップがはねる様子が殺人現場のよう」など、名前の由来については諸説あり。
『暗殺者のパスタ』のレシピ
材料(2人分)
スパゲティ(1.6mm・7分ゆで)……180g
〈トマトスープ〉
カットトマト(缶詰)……1カップ
水……2カップ
塩……小さじ2/3
にんにく……1かけ
赤唐辛子……1本
オリーブオイル
トマトケチャップ
下準備
・にんにくは包丁の腹や木べらでつぶす。
・赤唐辛子はへたと種を取る。
・トマトスープの材料を混ぜる。
作り方
(1)麺をオイルに投入!直径28cmのフライパンにオリーブオイル大さじ1とにんにくを入れ、弱火にかける。香りが立ったら中火にし、スパゲティを直接加える。さらにトマトスープ1/2カップを麺の上に注ぎ、スープをからめながらかるく麺をほぐす(スープが飛び散る場合は適宜ふたをしながら作業する)。
(2)焦げ目がつくまで焼きつける!麺が浮かずにフライパンの底につくようになったら、ふたをして焦げ目がつくまで3~4分焼く。
(3)ケチャップをからめるふたを取り、トマトケチャップ大さじ4と赤唐辛子を加える。ケチャップを麺にからめながら(ケチャップが飛び散る場合は適宜ふたをしながら作業する)、全体を炒めるように焼く。
(4)スープを加えて煮たら完成!ケチャップと麺がしっかりなじんだら、残りのスープを加える。ときどき全体を混ぜながら、8~9分煮からめる。
スパゲティを焼きつける作業があるため、今回は直径28cmのフライパンを使っています。これより小さいサイズで作る場合は、麺を半分に折ってから加え、同様に作ればOKです。
ポイントは、とにかく麺を最初にしっかり焼きつけること。 煮ていくうちに焦げ目はだんだん溶け出しますが、ひと口食べれば極上のうまみに驚くはずですよ~。
『暗殺者のパスタ』のレシピを動画で見る