
「理想の揚げ鍋」で、中華ポテトを作ってみた

さつまいものおやつが大好きで、一年じゅう食べています。よく買うのは、芋けんぴやさつまいもチップスなどの揚げもの系。
なかでも大好物なのが「中華ポテト」。これ、関西の中華料理屋やスーパーのお総菜コーナーでよく見かける、揚げさつまいもを飴状の蜜でからめたものです。
個人的な印象では、しょうゆ風味の蜜のかかった「大学いも」と少し違って、とにかくさつまいもの表面がカリッカリでしっかりと甘く、カロリーは……うーん、かなり高そうです。
でも気にしない! 「揚げたてに蜜をからめると絶対においしい!!」と思い、ツレヅレハナコさんとオレンジページがコラボした、理想の揚げ鍋こと「ふたつき揚げ鍋・18cm」で作ってみることにしました。この揚げ鍋でおやつを作るのは初めて♪
まずは、フライドポテトのじゃがいもと同様に、さつまいもを水にさらしてから、水けをよく拭きます。切り方はスーパーで見かける中華ポテトによくある太めの拍子木切りにし、皮はむいて。


揚げ鍋にさつまいもを入れてサラダ油を注ぎます。冷たい油からじっくりと揚げてホクホクに仕上げるのがコツ♪

はじめは低温で10分ほど揚げ、残り5分は火を強めてこんがりと。

ふたの内側に揚げ網をのせて揚げバットにし、油はしっかりときります。最近、菜箸をふたの取っ手に置くと便利なことに気づきました!

最後に蜜をからめます♪ フライパンに砂糖、サラダ油、水を入れて火にかけます。飴状にするため砂糖はたっぷりめで。

ふつふつとしてきたら、さつまいもを投入して鍋を揺すり、蜜が糸を引くくらいになったらOK。

さつまいもは揚げ鍋に入るくらいの量、蜜は飴状になるほどの割合でと、分量は適宜でしたが、中華ポテトっぽい、あのツヤ感が出ました!!

理想の揚げ鍋で揚げたさつまいもは、繊維がほどけるように柔らかく揚がり、その中に蜜がしみ込んでこくのあるおいしさに。
揚げたておやつを楽しめるのは、おうちならですよね。ほかのおやつも作ってご報告しまーす(つづく)。



ツレヅレハナコさん
旅と酒をこよなく愛する文筆家・料理研究家。雑誌や書籍、WEB、料理講座などで活躍中。週に2~3度は家で揚げものをするほどの揚げものLOVERで、初心者でも失敗しない揚げ方に定評がある。著書に『ツレヅレハナコの揚げもの天国』(PHP研究所)、『まいにち酒ごはん日記』(幻冬舎)など。
文/通販担当Shiga