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オレペエディターブログ

野菜から献立を考えるお弁当

第3期オレぺエディターに就任させていただきました、料理家・ライターの越野美樹です。

小さい頃からエンゲル係数の高い家庭で育った、根っからの食いしん坊。
美味しいものを食べることが大好きです。

わっぱ弁当歴14年。

娘が2歳の頃からわっぱ弁当を作っています。

煮干しとネギ、玉ねぎのかき揚げ。野菜はたっぷりだけどタンパク質が足りないので、卵を追加。

冷蔵庫で、野菜をあまらせていませんか?
私は、お肉か魚か卵か大豆製品かを考える前に、
野菜から献立を考え、食品ロスを防止するお弁当を作っています。

卵の下には、見えないけれど玉ねぎ、にんじん、コーン、オリーブの実など、野菜たっぷりのケチャップライスが入っています。

週末にまとめて野菜を購入したり、宅配を利用することが多いので、
「傷みやすい野菜から先に使う」ことを意識。

傷みやすいのは葉野菜→根菜のことが多いですが、
根菜もしなっとしているものは急いで使います。

珍しく赤、黄色、緑、白、茶色の彩りが揃った日。5色揃えば理想的ですが、白と茶色以外に2色あると彩りに!

食品ロスを減らすには、まず「野菜室にあるもの」から選ぶことが鍵。

味や見た目も大切ですが、物価高の今、食材を捨てないことも大切です。

高校生の娘が作った大根もちがメインの日。すりおろし大根とじゃこ、米粉をフライパンで蒸し焼きにするだけ。

主菜を考える前に、野菜室をのぞいてみましょう。
それだけで、使い忘れ・捨て忘れが激減します。

娘がきんぴらを作ると、鮭のり弁が作りたくなります。鮭のり弁だったらちくわの磯辺揚げでしょ!という発想の順番。

野菜室を眺めて、野菜を救済して料理に使ってみませんか?

越野 美樹(神奈川) コシノ ミキ

料理ライター

惣菜店を17年経営し、調理師資格と食品衛生の知識を活かした野菜レシピが得意。編集プロダクション・出版社勤務を経て、在宅で複数社のレシピ記事や食、生活に関するコラムを執筆。弁当歴14年。

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