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編集部

黒糖で作る甘酸っぱ苺ジャム 【いちごの食べ方】

春の訪れを知らせてくれる苺。買い出しに出かけ、店先に可愛らしい赤色が所狭しと並べられているのを見かけると、「だいぶ温かくなってきたな」と胸の奥がほどけるような気がします。香りの強い苺は、家に持ち帰る道中にも手元から甘酸っぱい香りを放つので、その香りに急かされるように、気付けば足早になっている。そんな近ごろの買い出し風景です。

苺の楽しみ方はいろいろとありますが、わが家の子ども達が一番喜んでくれるのは、やっぱり苺ジャム。土鍋でコトコト煮込んでジャムを作っていると、その香りに誘われて子ども達が様子を見に来ては嬉しそうにしています。

そこで今回は、子ども達が大好きな黒糖を使って作る苺ジャムをご紹介。黒糖独特のコクと風味を感じる甘さ控えめのジャム。苺ソースのようなさらっとしたひと瓶です。

【 材 料 】
・苺 お好きなだけ(今回は2パック分)
・黒糖 苺に対して30%
・レモン果汁 レモン1/2個分(酸っぱめな分量です。お好みで調整してください)

①苺をやさしく洗って水けを拭いたら、ヘタを取って好みの大きさに切ります。

②お鍋に苺をいれて黒糖を加えます。(黒糖が固まりの場合は砕いてください。)

③苺を潰さないように全体を混ぜたら、黒糖が溶けて、水分がでるまでしばし待機。(30分~1時間くらい)

④中火にかけて沸騰してきたら、アクを取り除きながら弱火で煮詰めていきます。(20分くらい)

⑤苺が柔らかく透明感が出て、とろみが出てきたらレモン果汁を加えます。分量ではレモン1/2個分と酸味の強い味付けになっているので、少しずつ味見をしながら加えて自分好みに仕上げてください。(激熱なので火傷に注意!!)

⑥消毒済みの清潔な瓶に熱いうちに詰めて完成
※糖度の低いジャムなので、冷蔵保存でお早目にお召し上がりください。




ジャムが出来上がると、そこからしばらく、わが家の朝食は苺ジャムとパンばかり。あっという間にひと瓶無くなってしまうから驚きです。今回ご紹介した苺ジャムは糖分を控えめにしている分、長期保存は難しいけれど、それもまた春の楽しみのひとつ。季節の巡りを感じながら、今だけの苺の味を味わっています。

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台所を拠点に日常の小さな幸せを探しています。
季節の食材を使った台所仕事の記録や家事の様子をひとりごとを添えて発信中。

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