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編集部

産地にならう鳥取砂丘らっきょうのかんたん漬け【初夏の手仕事】

こんにちは、michi makomoです。
毎週木曜日は、仕事や子どもの習い事でバタバタ。
大抵いつもカレーの日にしています。

ルーティンを覚え始めた2歳の息子から「今日はオムライスで」とオーダーが入っても、「木曜日だけはカレーを食べねば夕食はない」と強気で跳ね返しています。

カレーの付け合せには、サラダやグリル野菜。
大人は箸休めに漬物も欲しいところですが、子供が食べないという理由で、ついつい買い忘れたり、買っても余らせてしまったり。

そんな時、オレンジページ様のご招待でコトラボ阿佐ヶ谷で開催された『鳥取砂丘らっきょうのらっきょう漬け講座』に参加できることになりました!

らっきょうならカレーのお供としていつも冷蔵庫に常備しておけますし、この講座では漬物として食べる以外のアレンジ料理も教えてくれるとか。

はじめての癖に「絶対美味しく漬けるんだ」と意気揚々と参加しました。

■いざはじめてのらっきょう漬け講座へ…

講座ではJA鳥取からお越しになられた先生が鳥取砂丘らっきょうの特徴や漬け方のポイントを実践形式で丁寧に教えてくださいます。

らっきょうの根を切るところから始め、700mlの瓶いっぱいにらっきょうのかんたん漬けを作っていきました。
その漬け方はかんたん漬けというだけあってとてもシンプルな工程。
根を切って塩で洗い、湯にさらして漬け汁に漬けるだけ!
下処理などが面倒なものだと思っていたので驚きました。


産地では本漬けというらっきょうの漬け込み過程で発酵させる方法を取ります。
かんたん漬けと本漬けを食べ比べてみると、本漬けの方が味染みが良く、発酵の深い味わいもあって、どちらかと言えば私は本漬けの方が好みでした。本漬けの方が日持ちもするそうです。

が、自宅で本漬けを作るとなると、一昼夜(24時間)らっきょうを流水にさらしたり、発酵するまでの約2週間、強いらっきょう臭に耐えたりする必要があるのだとか。

らっきょう素人に本漬けは難易度が高そうだったので、目の前のかんたん漬けを一生懸命漬けました^^;

■意外とある、ある!らっきょうのアレンジレシピ

また、この日とても有難かったのは、らっきょうのアレンジレシピを知れたこと!
正直、3人家族(一人幼児)で700mlものらっきょう…食べきれるか…とも考えていたので。笑

美味しかったのはらっきょうの醤油漬けとらっきょうドレッシング。
醤油漬けは酢漬けのらっきょうを漬け汁ごと少量別の瓶に移し、好みの量の醤油を足してまた漬け直すだけ。酢漬けよりもコクが強く、お酒のつまみや白いごはんに合います。

ドレッシングはオリーブオイルと一緒にらっきょうと漬け汁を摩り下ろし、塩コショウで味を整えます。意外と癖がなく、玉ねぎドレッシングよりもさっぱりといただけました。
はちみつなどで甘みを足せば子供も美味しく食べられそう。


他にも、らっきょうを豚肉で巻いてフライにしたりポテトサラダに入れたり。漬け汁は酢の物にも使えるなど、使い道は意外にも豊富でした!

■農家さんのありがたみ

らっきょうはあの小さな一粒に血行促進や疲労回復、むくみ予防など高い効能を秘めていて、日々の食卓に取り入れやすいと尚のこと嬉しい食材です。
健康志向の高まりで需要も増えているのだとか。

一方で、講師の方曰く、鳥取砂丘らっきょうは暑い日照りの中、砂地に一株ずつ手作業で種株を植えるため、種付けは過酷で重労働。生育までに暑い夏と寒い冬を乗り越える必要もあります。以前は300軒ほどあったらっきょう農家も、今では58軒に減ってしまったのだと言います。


作ったらっきょう漬けはいまも冷蔵庫で食べ時を見計らっていますが、
この日は産地のありがたみを感じながら、自分で漬けたらっきょうを大切に持ち帰りました。

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カナダハーフの夫、3歳との暮らし。おうちごはんと時々ピクニック弁当。
実家が栽培する無農薬野菜を使いながら、お野菜たっぷりのお菜づくりをしています。
夢は小さなごはん屋さんを持つこと。たまに街中で出会うおいしいお店にも舌鼓。

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