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編集部
兄が作った豚汁と私が握った塩むすび

【GWの過ごし方】島根帰省記録~2024年春~ そのに

みなさま、こんばんは。

なんてご挨拶をしつつ、こんにちはの方も、
おはようございますの方もいらっしゃるかと思いますが、
現在の時刻は5月25日(土曜日)の22時22分、5月も終盤に差し掛かり、
時の経つ速さにおののきつつ、このブログを書いています。

さて、先週末、GWに島根の実家に帰り、楽しい時間を過ごしたのち
東京での日常に戻ったものの、帰宅した翌々日に再度実家に・・・
なんて出来事を書きましたが、今回はその続き、
少々しんみりしたお話になりますが、ご了承ください。
兄が作ってくれた豚汁と、私が握った塩結びの朝ごはん。プリンとヨーグルト付き。
兄が作ってくれた豚汁と、私が握った塩むすびの朝ごはん。プリンとヨーグルト付き。
で、なぜまた実家に行かねばならなくなったのか、それは、入院していた母の突然の死去。

高齢により食事が摂りにくくなり、お医者様からもう長くないだろうと
覚悟の宣告をされたものの、その後、昭和一桁生まれのの底意地を見せ、なんとなく復活、
それにより家族はどうにか母に長生きしてもらいたいと胃ろうの手術を決意、
術後の経過も問題なく、あと10年は生きるだろう、
と思われていた母の体調が急変し、24時間持つかどうか、
との連絡を姉から受け、気もそぞろになりつつのの翌日、
娘を学校の送り出してから午後一番の飛行機で一路島根へ。

お医者様には母の最期に私の到着は間に合わないかもしれないと言われていたけども、
どうにか間に合い、私が到着して30分あまりで静かに息を引き取った母。
さして親孝行もせず、思うがままに生きてきた私を待っていてくれたなんて、
いつだって家族の心配ばかりをして自分の事は後回しにしていた母らしく、
最期を看取れた事が私の数少ない親孝行になったのか、どうなのか。

19歳で4歳上の父と結婚し、6人の子供を産み、育て、
日々忙しく働き、50歳で未亡人になりながらも嫁いだ家を守り、
長年の働きすぎにより膝を悪くして歩けなくなった母、
そんな母の人生は幸せだったのだろうか?
と考え始めるといろんな想いで涙が溢れますがきっと幸せだったはず。

今は四十九日までの長い旅の途中だろうけども、きっと痛かった膝も痛くなくなり
天国では先に旅立った家族達と再会出来るに違いなく、
そう思うと、いつか私にもやって来るその時も、怖くはないかもしれないと思うのです。

と、少々スピリチュアルな話題になってしまいましたが、
貼り付けましたのは、母の事が大好きで、母のお手伝いも進んでやっていた姪が作った
地元のご当地ごはん「焼き鯖寿司」と、私が作った母が好きだったサンドイッチのお昼ごはん。
姪が作った焼き鯖寿司と私が作ったサンドイッチのお昼ごはん
姪が作った焼き鯖寿司と私が作ったサンドイッチのお昼ごはん。
焼き鯖寿司は、地元の名物、鯖を串刺しにして炭火で焼いた「焼き鯖」を
細かくほぐして混ぜたちらし寿司。
刻んだたくあんと錦糸卵も味のポイントではありますが、
味付けに使っているのは某演歌歌手のCMで有名な、某ちらし寿司の素。
料理が上手で丁寧な母ではあったけども、便利なものは躊躇なく使う、
そんな姿勢で日々の食事を作っていて、そういう緩さ、とても素敵だと思うのです。

そして、最後に私のお気に入りの写真を貼っておきますが、実家の縁側で
母が愛読していた「家の光」に毎月連載されていた子供向けのお話を姪二人と読む母。
これ、いつか某生命保険のCMの採用されるのを狙ってます・・・
かわいい三人組
かわいい三人組

東京の片隅の2LDKの小さなマンションで、旦那さんひとり、娘ひとり、私ひとりのさんにんぐらし。ふるさと島根に常に想いを馳せている、おうちが大好きなサブカル好きのインドア派です。
が、旅も好き。
Instagramでは、平日はほぼ毎日お弁当を投稿しています。mitsuki4087

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