
ストロング婆ちゃんの家へ【野フキの収穫】に行ってきた話

「フキを採りにいくよ!!」
と母から電話をもらい
朝イチで親戚のストロング婆ちゃんの家へフキをとりに行ってきました。
ストロング婆ちゃんとは愛とバイタリティ溢れる叔祖母のこと。
前回は
「みさ!!恐れるな!!!」と私に激励を送り、
崖っぷちフキノトウの採取を渋る
私の背中を獅子の如く押しました。

今回は
ストロング婆ちゃん「フキが食べ頃じゃ!!!」
ということで
フキを採りに行ってきました。

前回はフキノトウ畑だったのですが
今回はフキの絨毯が
良い頃合いに仕上がってました。

ストロング婆ちゃん「みさ!!!こう!!!!分かったか!??」
華奢なフキの葉はまとめてねじって取れとご指導をいただき

夫と2人、食べ切れるだけのフキを採取しました。
採り進めていくと……

筍、発見。持って帰ります。
更に奥に進むと

…蜂……。
私は基本的に虫は大丈夫なのですが、
ちょっと蜂はね…。
見る分にはいいんだけど
刺されるのは嫌(それはみんなそう)
一緒に来ていた母が話しだします。
母「運動会で食べた蜂の子のおにぎりが美味しくてね」
私「うぇ~」(言葉を飲み込め)
米…コメニ、ハチノコ…?
その話を聞いた瞬間、
昔の記憶がフラッシュバック。
──あれは忘れもしない中学2年の秋←なんか始まる
母におこわを食べたいと言ったら(急なおこわ)
なぜか蜂の子のおこわを買ってきてくれて(よくあったな)
もうね、
狂ったように泣いて怒った覚えがある(笑)
「私が食べたかったのは蜂の子のおこわじゃない!!」って。
でもさ今思うと母に申し訳ないことしたなぁって思うの。
だって、おこわなんて
当たり前に売っているわけじゃないし、
母が探してくれたのが
たまたま蜂の子おこわだったわけで。(それはそれでなんで)
でもさ不思議なことに食べたんだよね。
蜂の子おこわ!!泣きながら!!笑
まさかすぎるけど、
蜂の子<おこわを食べたい気持ち
だったんだと思うんだよね。おそらくね。
ちなみに母は
夕飯におこわを作ってくれたよ。
(蜂の子入ってないやつね。)
そんなほろ苦い?懐かしい思い出もある蜂エピソード……は
さて置き(全て喋り終えた)
フキの採取が終わると
母が米ぬかであく抜きしてくれるとのことで、
お言葉に甘えて預けました。
翌日、出来あがったものが届き感動。
煮物に変身していました。

野フキ……
ほろ苦くておいしい。
母、ありがとう。
今回は母レシピなので、
私の暮らしの記録とさせていただきますね。