close
レシピ検索
食材からレシピを探す
今回訪ねたのは……
にぎやかな雰囲気の中、テキパキと作業が進み、あっという間に教室内にいい香りが立ちこめます。
これが、枝豆がたっぷり入った「えだまメンチ」。そのおいしさの秘密は、ひき肉に混ぜる枝豆の形状。半分は粒のまま、半分はすりつぶすことで、枝豆独特の食感も、甘い味わいも生かすことができました。
「考案したのは昨年の卒業生。粒だけでは揚げたときに割れてしまうし、すりつぶしたものだけでは食感や風味が消えてしまうし、と試行錯誤を重ねた労作です」と、商品開発担当の佐藤和彦先生は語ります。
そんな先輩の遺産を受け継ぎ、現役生は「えだまメンチ」のPR活動に余念がありません。市内の中学校で行う料理教室に向けて、今日は2年生が授業で試作をすることに。「市のイベントなどで販売はしても、自分で作って食べる機会は意外にない」と言いつつ、ふだんから定期的に調理実習があるだけに、みんな手際よく仕上げていきます。できたてはまた格別! と、教室のあちこちでおいしい笑顔がこぼれました。