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今回訪ねたのは……
子どもたちを見守るのは、少年団の活動母体「夢ひたちファーム」を立ち上げたみなさん。左から、会沢俊子さん、梶山さん、会沢保子さん、椎名静子さん。
四方を山に囲まれ、のんびりとした里山風景が広がる茨城県日立市。ここで小学生を中心に農業体験に取り組んでいるのが、「ひたち農業探検少年団」です。
団員は、近隣の子どもが中心。「種まき、収穫、雑草取りなど、ほぼ月1回のペースで田畑の世話に汗を流しています」と、代表の梶山明子さん。米、いも、そば、野菜、果物など、農産物の種類が多い地域だけに、少年団の活動内容も季節によってさまざま。たとえば今年は、初夏に田植えと枝豆の種をまき、その後らっきょうやじゃがいもを収穫。真夏を迎えるころにそばをまき、秋には稲刈りを体験しました。実際に体を動かし、大切に育てた作物だからこそ、おいしさもひとしお。「自分たちで育てたものは、よく食べるんですよ」と、梶山さんは笑います。
そして、秋も深まったある快晴の日曜日、お待ちかね、年に一度の収穫祭が開かれました。