【保存版レシピ】しっとり柔らか『極うま煮豚(チャーシュー)』。作っておけるおせち
お正月の食卓に、何かひとつ〈とっておき〉を用意したい。
じっくり煮て仕上げる『極うま煮豚』は、しっとりやわらかな口当たりと、肉のうまみが溶け込んだ煮汁が魅力。前もって作っておけるから、当日は切って盛るだけで立派なごちそうが完成します。余裕を生む、年始の頼れる主役です。
『極うま煮豚』のレシピ

材料(作りやすい分量)
豚肩ロースかたまり肉……2本(約500g×2)
にんにく……4かけ
ねぎ……10cm×2
パクチー……1株(約10g)×2
サラダ油……大さじ1/2
〈A〉
水……2カップ
酒……1/2カップ
砂糖……大さじ2
しょうゆ……大さじ5
はちみつ……大さじ1
作り方
(1)豚肉を焼く

フライパンにサラダ油を中火で熱し、豚肉をころがしながら全体にこんがり色づくまで5~6分焼く。にんにくは縦半分に切る。
(2)豚肉を煮る

口径約22cmの鍋に〈A〉を入れて混ぜ、豚肉、にんにくを入れる。強火にかけ、煮立ったらふたをして弱火にし、30分煮る。
(3)豚肉の上下を返してさらに煮る

ふたをはずし、オーブン用シートで落としぶた※をする。弱めの中火にし、煮汁が1/2量になるまで肉の上下を途中1~2回返して30分ほど煮る。ねぎは長さを半分に切ってせん切りにし、水にさっとさらして水けをきる。パクチーは長さ2cmに切る。
※オーブン用シートを鍋の口径よりもひとまわり小さめの円形に切り、ところどころに直径2cmくらいの穴をあけたもの。
(4)煮汁を煮つめる

バットなどに肉を取り出す。鍋を再び中火にかけ、煮汁にかるいとろみがつくまで5~6分煮つめる。豚肉を薄切りにし、器に盛る。ねぎとパクチーをざっと混ぜてのせ、肉に煮汁をかける。
保存の目安
煮豚は切る前にラップでぴっちりと包み、煮汁は密閉できる容器に入れ、ともに冷蔵庫で約4日間。
煮る時間が長いので、2本まとめて作るのがおすすめ。切る前なら冷蔵で約4日保存できるので、手みやげにしても喜ばれること間違いなしです。
しっとり柔らかく、うまみたっぷりの煮豚は、新年の食卓に華を添える一品。ぜひゆったり味わってみてください。
食品メーカーの営業職、料理研究家のアシスタントを経て独立。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、雑誌、書籍、TV、企業へのレシピ提案などを行っている。ボリュームのある肉料理からおもてなし向けの華やかなメニューまで、幅広いジャンルをまねしやすい、作りやすい、失敗しないレシピで紹介している。
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