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木村 昴さん「仕事はプライベートの延長線上。オン・オフのスイッチはいらない」

声優 木村 昴さん
きむら すばる/1990年生まれ。幼少期をドイツで過ごし、7歳で日本へ移住。2005年、14歳でアニメ「ドラえもん」の2代目ジャイアン役に抜擢され声優デビュー。子ども向けバラエティ「おはスタ」(テレビ東京系)、東海エリアで放送の情報バラエティ「ぐ~たくさん」(中京テレビ)のMCや、俳優、ナレーター、ラッパー、ラジオパーソナリティなど、幅広く活躍中。
木村 昴│株式会社アトミックモンキー X(Twitter) Instagram
仕事はプライベートの延長線上にある楽しいこと。
だから〈オン・オフ〉のスイッチはいらない
昨年4月、TBSラジオのポッドキャストでスタートした番組「木村昴のケバブ箸で食う」(イントネーションはビビディバビディブーと同じ)が好調な木村昴さん。
じつは、直前の3月まで同局でラジオ番組を持っていました。
「どうしてもラジオをやりたくて、局のエライ人に直談判し、10分の枠をいただきました。タイトルは『木村昴の聴いてくれないと打ち切り』。ほどよい緊張感を持ちながら、リスナーのみなさんといっしょに楽しい番組をつくっていきたいという思いをこめたのですが、まさか1年ももたず本当に打ち切りになるとは(笑)。理由はいろいろですが、そもそもタイトルがリスナーに変なプレッシャーを与えている気もするねということで、いったん仕切りなおすことにしたんです」

そして舞台はポッドキャストへ。この引っ越しが、木村さんにとっては大正解だったようです。
「枠組みがカッチリ決まっているラジオに比べると、話す時間も内容も自由度が高いのがポッドキャスト。相方で放送作家のおいちゃんとは前の番組からいっしょで、公私ともに仲よしなのでふだんのおしゃべりと同じトーンで話しています。自分のパーソナルな部分をさらけ出しながら、好きなことを好きなように、好きな人と話せる仕事なんて、そうありません」

もともと、仕事とプライベートをパキッと線引きすることに疑問があるという木村さん。
「自分が子役からのスタートだったせいか、仕事はプライベートの延長線上にある〈楽しいこと〉で、オン・オフの区別はないんですよね。だからかもしれませんが、たとえばバラエティ番組の収録で『仕事だから』と無理やり楽しげに振る舞うとか、料理が口に合わなくてもおいしいって言わなきゃ、というのがとにかく苦手で。見ている人はそれが伝わってしまった瞬間、『楽しそうにしてたのはウソだったの?』って、ガッカリしちゃうじゃないですか。特に子どもはそうした部分に敏感なので、子ども番組に携わる人間の責任というと大げさですが、カメラやマイクがオンでもオフでも、みんながイメージする〈いつもの木村昴〉でありたい。それが自然にできる自分でいたいと思っています」
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これに注目!
TBSポッドキャスト 「木村昴のケバブ箸で食う」

各種音声プラットフォームにて
毎週金曜20時ごろ更新
木村 昴さんからの直筆メッセージ

撮影/天日恵美子 取材・文/伊藤由起 スタイリング/髙山良昭(ヒカリトカゲ)
●2025年2月現在の情報です。
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