すすめ!さかなクン 海とお魚研究室

こんにちは! みなさん、海やお魚は好きですか? ここは、「すすめ!さかなクン」といっしょに、身近な「食」から、お魚やその環境について考える研究室です。 水の環境を守ることから、地球の未来を考える。こどもたちとギョいっしょに楽しくポジティブに始めましょう!

2023.10.13

【すすめ!さかなクン】いわしの手開きと、かば焼きをマスター! お魚をまるギョとさばいて食べてみた!

『いわしのかば焼き』のレシピ


いわしは身が柔らかく鮮度が落ちやすいので、なるべく短時間で作業できれば理想的(がんばろう)! 甘辛味をしっかりとからめて、照りよく仕上げるのがポイントです。お弁当にもおすすめ。

材料(2人分)


いわし(大)……4尾
好みの野菜(しし唐辛子など)……適宜
ねぎ……1本

<合わせ調味料>
 酒……大さじ1と 1/2
 しょうゆ……大さじ1と 1/2
 砂糖……大さじ1

好みで粉山椒……少々
塩 小麦粉 サラダ油

作り方


1.野菜を切り、いわしの腹に切り目を入れる

いわしの腹に包丁で切り目を入れる
しし唐はへたの先を少し切り、縦に1本切り目を入れる。ねぎは長さ3~4cmに切る(他の野菜を使う場合も食べやすく切る)。合わせ調味料の材料を混ぜ合わせる。いわしはうろこがあれば取り、キッチンばさみで頭を切り落とし、切り口から腹に長さ8~9cmの切り目を入れる。

2.内臓をかき出し、氷水で洗う

いわしの内臓をかき出し、氷水で洗う
ボールに氷水3カップ、塩小さじ1/3を入れて混ぜる。いわしの内臓を手でかき出し、氷水につけて腹の中をやさしく洗い、ペーパータオルで水けを充分に拭き取る。

POINT 塩入りの氷水で洗うと、臭みが出にくい。内臓はできるだけきれいに除き、水けを残さずに拭く。

3. 指を入れて開く

いわしを手で開く
いわしの尾を右に、腹を手前にして持ち、切り口に両手の親指を入れる。中骨にそって親指をすべらせて、真ん中あたりまで開き、尾を上に持ち替え、さらに右手の親指をすべらせて尾のつけ根まで開く。

4. 中骨を取る

いわしの中骨を手で取る

中骨を頭側から尾に向かって、身を押さえながらゆっくりとはがし、尾のつけ根で折る。

POINT 勢いよく骨をはずすと身もはがれてしまうので、片方の手を身に添えて少しずつ行うのがコツ。

5. 腹骨をすき取り、粉をまぶす

包丁でいわしの腹骨をすき取る
腹骨部分に包丁を寝かせて入れ、少しずつ上下に動かして取り除く。両面に小麦粉適宜をまぶし、余分な粉を払う。

6. いわしを焼いて調味する

いわしと野菜をフライパンで焼いて合わせ調味料を入れる
フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、いわしを皮目を下にして入れ、すきまにねぎなどを並べる。弱めの中火にして2~3分、裏返して2分ほど焼く。しし唐などと、合わせ調味料を加え、ときどきいわしを返しながら、汁けがほとんどなくなるまで焼く。器に盛り、好みでいわしに粉山椒をふる。

いわしちゃん いただきまーす!!



次のページ: いわしの泳ぐ海について考えてみよう

料理/重信初江 撮影(レシピ部分)/竹内章雄 文/編集部・和田有可

RELATEDこの記事に関する記事

ARCHIVESこのカテゴリの他の記事

TOPICSあなたにオススメの記事

PICK UPおすすめ