
「刻みえのき」なら効率よく栄養がとれる!【常備菜レシピ・使い方アイディアも】

えのきのストックメニュー・使い方アイディアを写真でチェック!
じつは、調理法や保存法にちょっとしたワザを取り入れると、同じ野菜でもより多くの栄養がとれるってご存知でしたか?
今回は「えのきだけ」の栄養がとれるストック術をご紹介します!
えのきだけの栄養を多くとるには?
葉野菜の場合は水や熱に弱いビタミン類を多く含むため、なるべく切らずにさっとゆでるのが◎。一方、えのきだけは「細胞をこわす」ことで栄養がとりやすくなります。
えのきだけは加熱するとぬめぬめとしたぬめりが出ますが、この正体は「ムコ多糖類」と呼ばれる栄養素。善玉菌のえさになり、腸内環境を良好に保つ働きがあります。このぬめぬめ成分を多く出せば出すほど栄養的におトクなえのきだけは、細かく刻んでから加熱するのがコツ。
『えのきだけの酒蒸し』のレシピ

材料(作りやすい分量)と作り方
えのきだけ(大)2袋(約500g)は根元を切り、幅5mmに刻んでほぐす。フライパンに入れて酒大さじ1、塩小さじ1/3をふり、ふたをして中火にかける。蒸気が出てきたら、木べらで混ぜながら2~3分煮る。粗熱が取れたら保存容器に入れ、冷蔵庫で保存する。
保存期間の目安
冷蔵庫で約3日間保存可能。
使い方アイディア
栄養たっぷりのぬめぬめ成分は、料理のとろみづけにも活躍。水を加えて煮れば、自然なとろみがついたスープになりますよ。きのこから出るうまみで、だしも不要です。
シュウマイの肉だねに加えれば、つなぎ代わりにも。かさ増しにもなり、ヘルシーな一品ができあがります。
作っておけば、毎日の献立に役立つ『えのきの酒蒸し』。ぜひ作ってみてください♪
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料理/藤井恵 撮影/鈴木泰介 文/編集部・井上玲子