気になるトピックスを毎日お届け!!

『くしゃみ11回』が重症の境目⁉専門医が教える「花粉症チェック」の基準とは。

花粉シーズン到来。くしゃみや鼻水が止まらない……それ、どのくらいの重症度か知っていますか?

実は、くしゃみの回数や鼻づまりの程度によって「軽症」「中等症」「重症」と分類されます。押さえておきたい基本を、医師の山西敏朗先生に教えていただきました。

1日のくしゃみ発作が11回以上なら「重症」

アレルギー性鼻炎の重症度は、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりの程度を総合して評価されます。くしゃみは連続して起きても1回と数え、くしゃみ発作の回数、または1日の鼻かみ回数(=鼻みずの多さ)が11回以上が重症の目安とされます。さらに、鼻づまりが強く、口呼吸で過ごす時間が長い場合も重症と判定されます。

日本鼻科学会監修の『鼻アレルギー診療ガイドライン(2024年版)』でも、これらの指標が用いられており、国内調査ではスギ花粉症患者の7割以上が重症に該当するという報告もあります。

くしゃみの回数や鼻みずの量は、症状の重さをはかるひとつの目安。なんとなくやり過ごしてきた人も、今年は一度立ち止まって確認を。つらさを我慢せず、早めの対策につなげていきましょう。

『オレンジページ』2026年2月17日号より)

教えてくれたのは……山西敏朗先生

耳鼻咽喉科 山西クリニック院長。医学博士、日本耳鼻咽喉科学会認定専門医。アレルギー性鼻炎の治療については最新の免疫療法も取り入れるなど、力を入れて取り組んでいる。

あわせて読みたい

監修/山西敏朗 取材・原文/伊藤由起 イラスト/ナカオ テッペイ 文/池田なるみ