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ひな祭りの主役に。お店みたい!と褒められる『春の鯛ちらしずし』しらいのりこさん直伝

ひなまつりに、春らしい一皿を。ふんわり広がる錦糸卵に、つややかな鯛。桜でんぶのやさしいピンクが華やかさを添えて、食卓に並べるだけでぐっとお祝いムードが高まります。

『春の鯛ちらしずし』のレシピ

材料(4~6人分)

〈具入り酢めし〉
酢めし※……2合分  
しいたけの甘煮※の薄切り……5個分

〈具〉
鯛の刺し身(さく)……200g  
きぬさや……10枚  
錦糸卵※……3枚分  
桜でんぶ……適宜  
木の芽……適宜

塩 

※作り方は下記参照

作り方

(1)具を準備する

鯛は薄いそぎ切りにし、塩小さじ1/4をふって10分おく。水けを拭き取り、酢適宜にさっとくぐらせる。きぬさやはへたと筋を取る。熱湯でさっとゆでて水にとり、せん切りにする。

(2)酢めしを準備し、具を散らす

具入り酢めしの材料を混ぜ、器に盛る。錦糸卵を散らし、鯛、きぬさやをのせる。残りの具を散らす。

『酢めし』のレシピ

材料(2合分※)

〈合わせ酢〉
米酢……大さじ4  
砂糖……小さじ2  
塩……小さじ2/3

※1合分のときは材料を1/2量に、1と1/2合分のときは3/4量に、3合分のときは1.5倍量にする。

作り方

〈合わせ酢〉の材料をよく混ぜる。炊きたてのご飯をボール(または飯台)に入れ、合わせ酢をしゃもじを伝わせながらご飯に回しかける。しゃもじで切るように手早く混ぜ、うちわであおいで粗熱を取る。堅く絞ったぬれぶきんをかけ、人肌程度までさます。

『しいたけの甘煮』のレシピ

材料(作りやすい分量)

干ししいたけ……8~10個(約40g)

〈煮汁〉
酒……3/4カップ  
砂糖……大さじ3  
しょうゆ……大さじ3  
みりん……大さじ1

下ごしらえ

干ししいたけは水2カップに一晩ほど浸してもどす(もどし汁はとっておく)。

作り方

しいたけは軸を切る。鍋に煮汁の酒を中火で煮立たせ、砂糖、しょうゆと、しいたけをもどし汁ごと加える。再び煮立ったら、アクを取って弱めの中火にし、落としぶたをして、煮汁がほぼなくなるまで20分ほど煮る。みりんを回し入れてひと煮立ちさせ、火を止めてさます。清潔な保存容器に移し、冷蔵庫で1週間ほど保存可能。

『錦糸卵』のレシピ

材料(直径26cmのもの4枚分)

〈卵液〉
溶き卵……Lサイズ4個分  
酒……大さじ1  
砂糖……小さじ2  
片栗粉……小さじ2  
塩……小さじ1/4

サラダ油

作り方

(1)ボールに〈卵液〉の溶き卵以外の材料を混ぜる。溶き卵を加えて混ぜ、ざるでこす。サラダ油適宜をペーパータオルにしみ込ませ、直径26cmのフライパンに薄く塗る。フライパンを中火で熱し、火を止めて堅く絞ったぬれぶきんの上に5秒ほどのせる。

(2)フライパンを再び弱火にかけ、〈卵液〉の1/4量を流し入れて広げる。表面が乾いてきたら、菜箸1本を卵の下に通して持ち上げ、上下を返して10秒ほど焼き、取り出す。同様に合計4枚焼く。錦糸卵を作るときは、薄焼き卵を3つ~4つに切ってから重ね、横にせん切りにする。

やさしい彩りのちらしずしが、食卓をぱっと明るく。春の訪れを感じながら、笑顔あふれるひなまつりになりますように。

(『オレンジページ』2018年12月17号「月に一度、ちょっとだけ特別な日。」より)

料理/しらい のりこ  撮影/木村拓(東京料理写真) スタイリング/中安章子 文/池田なるみ