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プルッとゼリーみたいなオレンジ「紅まどんな」を知っていますか【ぼる塾おすすめ】

みなさんこんにちは。ぼる塾の酒寄です。

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メンバーにおいしいものを紹介してもらうこの連載! 今回のおいしいものはこちら!

田辺さんから、紅まどんな

ぼる塾 田辺さん
田辺さん

「こんなオレンジ、、、知らなかった。プルプルで果汁溢れるオレンジ紅まどんな!」

■ 田辺さんからのお願い

突然ですが、みなさんは人から頼みごとをされることはありますか? わたしは頻繁にあります。大体お願いしてくる人は決まっています。

それは相方の田辺さんです。

田辺さん「酒寄さんにお願いがあるの!」

田辺さんの頼み事はいつも決まっています。

田辺さん「〇〇がおいしすぎたから頼むから食べて!!」

そう! 田辺さんが食べておいしかったものをわたしに食べて欲しいとお願いしてくるのです。彼女はこの食べて欲しいというお願いに、パワーワード「一生のお願い」すら何度も使ってきています。

今回紹介するおいしいものも、そんな田辺さんのお願いから始まりました。

田辺さん「お願いだから紅まどんなを食べて!!」

送られてきた一件のLINE。LINEなのに、なぜか田辺さんの鼻息が荒くなっていることまで感じ取れました。

田辺さん紅まどんなって品種のオレンジ! ヤバい!! おいしすぎてヤバい!!!!

わたし「初めて聞いたそのオレンジ」

田辺さん「高いけど一度食べてみてほしい。とんでもない。ゼリーって言われているの

わたし「スーパーにある?」

田辺さん「スーパーにあったよ!」

田辺さん「このおいしさはオレンジページに書けるよ!」
※田辺さんはいつもこの連載の心配をしてくれています

わたし「確かにオレンジページの連載なのにオレンジを紹介したことなかった! 良いかも!」

田辺さん「高いけど絶対に食べて! 感動する! 皮が薄いから最初から手で剥かずにくし切りにして手で剥いた方がいい!」

わたし「わかった! 探してみるね!」

むき方のポイントまで教えてくれたからには、食べないわけにはいきません。しかし、ここで問題が。

わたし「オレンジか……」

正直、あまりテンションが上がらなかったのです。オレンジページで連載をしているのにこんなことを言って良いのかわかりませんが、人生でオレンジを自腹で買ったことがありません。オレンジジュースはすきなのですが、オレンジ本体にはそんなに興味が持てないのです。

わたし「オレンジよりもみかんのほうがおいしいって思ってしまうな~」

わたしとオレンジの距離感は、ホテルの朝食バイキングにあったら気まぐれに取るくらいで、(取らないときも多い)フルーツならみかん、いちご、りんご、もも、キウイなどなどいっぱい他にすきなものがあります。

わたし「でも、今までに田辺さんに頼まれて食べたものってどれもとてもおいしかったし、今回も試してみるか」

今回は珍しく、そんな後ろ向きスタートでした。

そして買ってきた紅まどんな。せっかく食べるならと高島屋で一個600円のお高めの物をゲットしました。

わたし「早速食べてみるか。確か、田辺さんが柔らかいから最初にカットしたほうが良いって言ってたな」

「紅まどんな」について調べてみると、「紅まどんな」は、愛媛県内のJAに集荷されたものの中から一定の厳しい基準を満たしたものだけがその名前をもらえるなど、何やらとんでもない選ばれしオレンジであることが伝わってきました。そして、誰もがそのおいしさを「ゼリーのような」と例えているのです。

わたし「新感覚の食感……とろける食感……ぷるっとしている……オレンジでぷるっと?」

最初は消極的だったわたしも、ここまで絶賛されていると気になってきます。紅まどんなの切り方を調べると、「スマイルカット」というものが一般的なようでした。

わたし「まずは、横半分に切る。半分に切ったものをさらに4等分にする。外皮と果肉の間に切り込みを入れる。なるほど……片側に切り込みを入れるとツルンと食べやすくなるのか」

わたしは永遠の料理初心者なので包丁さばきが本当に苦手なのですが、紅まどんなは外皮が非常に薄く、手で剥くのは不可能そうでした。

わたし「わ、でも柔らかいからむきやすい! オレンジって勝手に皮が硬いイメージあったけど品種によるんだなぁ(当たり前)」

そしてなんとか完成! 息子もいっしょに食べるのでスマイルカットをさらに半分に小さくしてみました。盛り付けが不器用なのは許してください。

息子「食べて良い?」

ずっと横でスタンバイしていた息子にフォークを渡すと、元気よく「いただきます!」と一個目をぱくり。

息子「めっちゃくちゃおいしい!」

息子の第一声はもはや叫んでいました。紅まどんなをほおばる彼の目が輝いています。

息子「すっごく甘い! 最高! だいすき!」

息子はすぐに二個目をぱくり。フォークを使って食べているので、小さな子どもでもきれいに食べられます。

わたし「それじゃぁ、わたしも……えっ!! ゼリーじゃんっ!!」

実際に食べるまではゼリーという感想に全くピンときていなかったのですが、紅まどんなのおいしさはまさにゼリー! オレンジなのにプルっとした食感があります! そしてとんでもなく甘くて濃厚! 柔らかい果肉にぎゅーっとうまさがつまっており、ジューシーでなめらかでみずみずしいゼリー。とにかく今まで食べたことないおいしさなのです!

わたし「信じられないくらいおいしいね!」

食べているのにおいしさが信じられないというおかしなバグが発生しました。わたしは息子と喜びながら味わおうと笑顔を向けると、

息子「なんでママ食べちゃったの?! 全部オレが食べたかったのに!!」

なんと息子が涙目に! 普段、彼はおいしいものを食べると、「ママもいっしょに食べよう!」と、周りに分けてくれる食いつくしとは真逆のタイプなのですが、よほどおいしかったのか紅まどんなの前では豹変していました。

わたし「ママも食べるよ! これ一個600円もするんだから!」

息子「オレも食べたいよ!」

わたし「今食べてるでしょう! あ、パパにも少し残しておいてあげよう」

息子「パパには残さなくていい!!」

わたし「確かにあと一個あるからパパには残さなくて良いか」

こうして、親子ふたりで紅まどんなを堪能しました。

紅まどんなのおいしさは衝撃的です! なめた態度をとったことを紅まどんなに謝ります! 田辺さんに食べた報告をすると、「すごいよね! なんなのこれ!」と、いまだにあの日の驚きを残していました。ぜひみなさんも我々のようにあまりのおいしさに混乱してみてください! 本当にびっくりします!

後日スーパーで見かけたお手頃な紅まどんな

こちらもジューシーでプルプルとして紅まどんなの良さを堪能できるおいしさでした!

ぼる塾・酒寄希望

ぼる塾 酒寄希望(さかより のぞみ)

お笑い芸人。1988年4 月16日生まれ・B 型。東京都出身。お笑いカルテット・ぼる塾のリーダー。1児の母。著書に『酒寄さんのぼる塾日記』『酒寄さんのぼる塾生活』(ヨシモトブックス)など。

今回登場したのは……

紅まどんな

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撮影・文/酒寄希望

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