
もちもち皮からスープがあふれる!本格『小籠包』のレシピ

パクっとほおばれば、じゅわ~と肉汁があふれ出す「小籠包」。
時間がある休日に、家族の記念日に、新たな趣味に、皮から作る本格小籠包に挑戦してみてはいかが?
自家製ならではのもちもち皮と、箸を入れるとジュワッとあふれ出すスープはお店の小籠包そのもの!
よくのびて、ほどよい弾力感がある皮は作りおきできないので、ぜひできたてを味わって。
『小籠包の皮』のレシピ
材料(16枚分)
〈粉類〉
強力粉……100g
薄力粉……80g
塩……ひとつまみ
熱湯……大さじ3
水……大さじ3
打ち粉用の強力粉……適宜
作り方
(1)生地の材料を混ぜる
ボールに粉類を入れ、菜箸でさっと混ぜる。熱湯と水を混ぜて50℃くらいの湯を作り、1/2量を加える。ぐるぐると混ぜ、なじんで水けがなくなったら残りの湯を加えて同様に混ぜる。
(2)生地をまとめる
生地がまとまってきたら、細かい生地を大きなかたまりにくっつけながら、手のひらのつけ根でぎゅっと押す作業を繰り返し、ひとまとまりになるまでこねる。
(3)生地をこね、やすませる
作業台に取り出し、手のひらのつけ根で向こう側に押しのばし、手前に折りたたむ。これを3分ほど繰り返し、なめらかになるまでこねる。生地の閉じ目をなめらかに整える。ラップで包み、室温に30分ほど置いてやすませる。
(4)生地を切り分ける
生地を2 等分にし、それぞれ直径2㎝、長さ15㎝ほどの棒状にのばす。1本は乾燥しないようラップに包んでおく。もう1本は8等分に切る。
(5)生地の形を整えて、手のひらでつぶす
打ち粉をふり、それぞれ切り口が円形になるよう指で整える。1切れを切り口を上にして置き、手のひらで押しつぶし、打ち粉をふる。
(6)生地をめん棒でのばし、成形する
真ん中が厚くなるよう、めん棒で外側から中央に向かって直径10cmになるまで押しのばす。バットなどにオーブン用シートを敷き、のばした生地をのせる。同様にしてバットがいっぱいになったらオーブン用シートをかぶせ、生地を重ねていく。もう1本の生地も同様にする。
–{自家製皮を使った『小籠包』の作り方はこちら}–
『小籠包』のレシピ
材料(16個分)
「小籠包の皮」……全量
豚ひき肉……130g
ねぎのみじん切り……1/4本分(約20g)
〈ゼラチンスープ〉
湯(60~70℃)……1/2カップ
鶏ガラスープの素(顆粒)……小さじ1
粉ゼラチン……2g
〈調味料〉
砂糖……小さじ1
塩……小さじ1/4
しょうゆ……小さじ1
酒……小さじ1
ごま油……小さじ1
こしょう……少々
黒酢……適宜
しょうがのせん切り……適宜
作り方
(1)ゼラチンスープを作る
バットにゼラチンスープの材料を入れて混ぜる。ひとまわり大きいバットに氷水を入れ、スープのバットを重ねる。スープを混ぜ、とろみがついたら冷蔵庫に入れ、1時間ほど冷やす。固まったらフォークで粗くくずす。
(2)あんを作り、皮で包む
ボールにひき肉、ねぎ、調味用の材料を入れて、粘りが出るまで練り混ぜ、(1)を加えて混ぜる。皮1枚にあんの1/16量をのせ、皮の周囲を立ち上げながら幅5㎜ほどのひだを作っていき、一周したらひだを中心でぎゅっとつまんで閉じる。残りも同様にする。
(3)せいろで蒸す
せいろ(または蒸し器)に、ところどころ穴をあけたオーブン用シートを敷き、小籠包を並べる。鍋にたっぷりの湯を沸かし、蒸気が上がったらせいろをのせてふたをし、強火で8分ほど蒸す。せいろごと器にのせ、黒酢としょうがのせん切りを添える。
(『オレンジページ』2023年7月2日・7月17日合併号より)
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料理/市瀬悦子 撮影/高杉 純 スタイリング/阿部まゆこ 文/編集部・渥美